梁培

中国出身の両親の下に日本で生まれる。野球を始めたのち、小学校のチームは東京都の国分寺4小の国分寺ストロングジャガーズでプレーしている。その後は「調布シニア」でプレーした。なお、シニア時代の後輩に清宮幸太郎がいる[1]。 その後、東海大菅生高校に進学したが、同学年の外野手に比べて打力面が課題となりベンチ入りすることができなかった[2]。2学年下の後輩に田中幹也がいる[3]。

卒業後は母親の勧めもあり、中国に渡り野球を続ける。シニア時代のつてがあった北京タイガース[4]に入団し、2019年のCNBLでの優勝に貢献した。2021年の第14回中華人民共和国全国運動会（陝西）でも、北京代表として銅メダルを獲得した[5]。

2023 ワールド・ベースボール・クラシックでは中国代表に選出され[6]、日本戦で戸郷翔征から本塁打を放つなど第1ラウンド全試合で右翼手として活躍した[7]。

俊足強肩の外野手として、東海大菅生時代は期待の選手だった[2]。 北京タイガースでは内野手としてもプレーしている[8]。

家庭では使用していたため中国語のリスニングは問題ないが、中国に渡ってしばらくは自分の考えを伝えることに苦労していたという[4]。

1. “日本の高校で甲子園を目指した中国代表選手。WBC初戦で激突する相手はいかなるチームなのか？「大谷の活躍は深く知っている」”. The DIGEST. 2023年3月18日閲覧。
2. “巨人若きエースから本塁打を放った中国代表・梁培の高校時代はベンチ外の強肩俊足外野手だった”. 高校野球ドットコム. 2023年3月18日閲覧。
3. “【中日】ドラ６・田中幹也「打率３割６分４厘」覚醒のきっかけは２人のＷＢＣ戦士”. 東スポ Web. 2023年3月18日閲覧。
4. 阿佐智. “侍ジャパンとの対戦を待ちわびる日本育ちの中国代表戦士たち【WBC】”. 2023年3月18日閲覧。
5. “中国棒球手梁培的日本“亲友团”” (cn). 新华网. 2023年3月18日閲覧。
6. “梁培”. 2023 World Baseball Classic. 2023年3月18日閲覧。
7. “【WBC】日本生まれ日本育ち中国代表・梁培、１次Ｒ敗退も随所に光るプレー　今後の活躍に期待”. 日刊スポーツ. 2023年3月18日閲覧。
8. “CNBL第八轮：天津1-10江苏 北京猛虎10-0广东猎豹” (cn). 新浪体育综合. 2023年3月18日閲覧。

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