柳沢由実子

柳沢 由実子(やなぎさわ ゆみこ、1943年11月8日[1] - )又はヤンソン由実子(Jansson Yumiko、ヤンソンゆみこ)は、日本翻訳家・評論家。

英語スウェーデン語の日本語訳を手がける。一部の作品はヤンソン柳沢由実子の名義となっている。

人物・来歴

岩手県一関市出身。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了。

1996年に「FGM廃絶を支援する女たちの会」(Women's Action Against FGM, Japan 略称WAAF)を設立。同会の活動で、1998年、加藤シヅエ賞を受賞。

作品リスト

  • 『女たちのフロンティア ワーキングマザーシリーズ』(ヤンソン- 、1993年2月、フレーベル館
  • 『リプロダクティブ・ヘルス/ライツ からだと性、わたしを生きる』(1997年6月、国土社
  • 『わたしになる! 女性のための名言集』【エッセイ】(1999年3月、フレーベル館)

共著

  • 『うちポケットの原石たち』【エッセイ】(1997年10月、集英社三木卓他との共著)
  • 『行動する女たちが拓いた道 メキシコからニューヨークへ』(1999年1月、未来社、行動する会記録集編集委員会 著)
  • 『いま、世界で女性たちは WORLD REPORT』(2008年10月、パド・ウィメンズ・オフィス、共著)

翻訳作品

  • オッレ・ハンソン『スモン・スキャンダル 世界を蝕む製薬会社』(1978年12月、ビヤネール多美子共訳 朝日新聞社
  • モード・ヘッグ,バルブロ・ヴェルクメステル『スウェーデン女性解放の手引』家政教育社 1979.5
  • アリス・ウォーカー / 集英社
    • 『紫のふるえ』(1985年2月)のち「カラーパープル」文庫(1986年)
    • 『いい女をおさえつけることはできない A・ウォーカー短編集』(集英社文庫、1986年8月)
    • 『わが愛しきものの神殿』(1990年12月)集英社 
    • 『喜びの秘密』(1995年7月)
    • 『父の輝くほほえみの光で』(2001年3月)
    • 『勇敢な娘たちに』(2003年3月)
  • ドロシー・ギルマン / 集英社・集英社文庫
    • おばちゃまはスパイシリーズ
      • 『おばちゃまは飛び入りスパイ』(1988年12月)集英社文庫 
      • 『おばちゃまはイスタンブール』(1989年2月)集英社文庫 
      • 『おばちゃまはサファリ・スパイ』(1989年6月)集英社文庫 
      • 『おばちゃまはアルペン・スパイ』(1989年11月)集英社文庫 
      • 『おばちゃまは東欧スパイ』(1990年4月)集英社文庫 
      • 『おばちゃまはシルクロード』(1991年5月)
      • 『おばちゃまは香港スパイ』(1991年11月)集英社文庫 
      • 『おばちゃまはハネムーン』(1992年5月)
      • 『おばちゃまはアラブ・スパイ』(1992年11月)
      • 『おばちゃまはシチリア・スパイ』(1994年6月)
      • 『おばちゃまはサーカス・スパイ』(1995年11月)
      • 『おばちゃまはアフリカ・スパイ』(1996年12月)
      • 『おばちゃまはヨルダン・スパイ』(1998年6月)
      • 『おばちゃまはシリア・スパイ』(2000年10月)
    • 『クローゼットの中の修道女』(1993年5月)集英社文庫 
    • 『人形は見ていた』(1994年1月)集英社文庫 
    • 『キャラバン砂漠の愛』(1996年7月)
    • 『伯爵夫人は超能力』(1999年4月)
    • 『アメリア・ジョーンズの冒険』(1999年10月)
    • 『古城の迷路』(2000年4月)
    • 『テイル館の謎』(2001年4月)
    • 『メリッサの旅』(2001年12月)
    • 『伯爵夫人は万華鏡』(2002年5月)
    • 『バックスキンの少女』(2002年11月)
    • 『一人で生きる勇気』(2003年5月)
    • 『キャノン姉妹の一年』(2004年2月)
    • 『マーシーの夏』(2005年2月)
    • 『カーニバルの少女』(2005年11月)
    • 『ひと夏の旅』(2006年8月)
    • 『自由の鐘』(2007年2月)
    • 『悲しみは早馬に乗って』(2008年4月)
  • アニー・ディラード『アメリカン・チャイルドフッド』(パピルス 1992年)
    • 『本を書く』(1996年11月)
  • ビル・ワターソンカルビンとホッブス American kids comedy』(集英社 1993年3月)
  • ナディン・ゴーディマー
    • 『ゴーディマ短篇小説集 JUMP』(1994年9月 / 岩波書店)
      • 【改題】ジャンプ他十一篇(2014年10月 / 岩波文庫)
  • アンネ・ホルト / 集英社文庫
    • 『女神の沈黙』(1997年7月)
    • 『土曜日の殺人者』(1997年11月)
    • 『悪魔の死』(1999年1月)
  • スタファン・ブルーン / モッセ・ヴァレーン / 日経BP社
    • 『ノキア 世界最大の携帯電話メーカー』(2001年10月)
  • ヘニング・マンケル / 創元推理文庫
  • リサ・マークルンド / 講談社文庫
  • カーリン・アルヴテーゲン / 小学館文庫
    • 『喪失』(2005年1月)
    • 『罪』(2005年6月)
    • 『裏切り』(2006年9月)
    • 『恥辱』(2007年11月)
    • 『影』(2009年11月)
    • 『満開の栗の木』(2013年1月)
  • ヤン・ギィユー / 扶桑社
    • 『エリックの青春』(2006年6月)
  • アレグザンダー・マコール・スミス / 創元推理文庫
    • 『日曜哲学クラブ』(2009年8月)
    • 『友だち、恋人、チョコレート』(2010年1月)
  • アーナルデュル・インドリダソン / 東京創元社
    • 『湿地』(2012年6月)
    • 『緑衣の女』(2016年7月)創元推理文庫
    • 『声』(2015年7月)創元推理文庫
    • 『厳寒の町』東京創元社, 2019.8
    • 『湖の男』 (創元推理文庫 2020.3
  • アウンサンスーチー
    • 『自由 自ら綴った祖国愛の記録』(2012年6月 角川文庫)
  • マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー / 角川文庫
  • コルネリア・ヴァルデーシュテン『きみたち!なにしてるの?』 K&Bパブリッシャーズ, 2020.5

参考文献

  • 日外アソシエーツ人物情報

外部リンク

脚注

  1. 『文藝年鑑』2016
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