松浦新

松浦 新(まつうら あらた、1986年7月4日 - )は、大阪府出身、京都外国語大学中央戯劇学院出身の日本の俳優タレントである。

まつうら あらた
松浦 新
生年月日 (1986-07-04) 1986年7月4日(36歳)
出生地 日本の旗 日本大阪府
身長 164cm
血液型 A型
職業 俳優タレント
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 2014年 - 現在
事務所 トラロックエンターテインメント
公式サイト 所属事務所
主な作品
日本映画
TOKYO TRIBE
ディストラクション・ベイビーズ
テレビドラマ
陽炎の辻 完結編 〜居眠り磐音 江戸双紙〜
仮面ライダードライブ
 
受賞

TAMA映画祭
特別賞

2016年ディストラクション・ベイビーズ
ジャパンアクションギルド新人発掘プロジェクト
準グランプリ

2022年『妄想カンフー〜ダイナソーミッション〜』主演兼アクションコーディネーター


大阪府スポーツ賞、大阪府門真市市長賞詞、京都外国語大学学長賞(2年連続受賞)
備考
武術太極拳の元日本代表選手、元世界ランク3位。北京の国立大学中央戯劇学院で国費特待留学生として演技を学ぶ。
松浦 新
個人情報
国籍日本の旗 日本
生誕 (1986-07-04) 1986年7月4日(36歳)
大阪府門真市
身長164cm
体重55kg
スポーツ
日本の旗 日本
競技武術太極拳
種目南拳・南棍・南刀・長拳・太極拳
クラブ大阪府武術太極拳連盟
チーム大阪太極拳協会
引退2008年
成績・タイトル
世界選手権銅メダリスト
国内大会優勝5連覇 (2006〜2008 春,夏全日本大会通算) 南拳種目において歴代最年少記録での優勝 (当時、満19才)
最高世界ランク3位 (2007年)
自己ベスト9.79 (全日本武術太極拳競技大会 男子 自選難度南拳)NR,CR
獲得メダル
第9回世界武術選手権大会
2007年男子 南拳
JOCジュニアオリンピックカップ
2004年男子 南刀
全日本武術太極拳選手権大会
2006年男子 南拳
2006年男子 南棍
2007年男子 南拳
2007年男子 南棍
全日本武術太極拳競技大会
2006年男子 南拳
2006年男子 南刀
2007年男子 南拳
2007年男子 南刀
2008年男子 南拳
2008年男子 南刀

中国武術(武術太極拳)、元日本代表選手南拳の元日本チャンピオン[1] で世界ランク三位の功績を残す[2]。武術選手引退後、俳優へと転身し現在はトラロックエンターテインメントに所属[3]

略歴

  • 京都外国語大学中国語学科卒業
  • 中央戯劇学院表演系ミュージカル班卒業

来歴

武術選手時代

6歳から15歳までサッカークラブに所属。10歳からサッカーと並行し太極拳講師である母親の勧めで中国武術(武術太極拳)を習い始める。

14歳の頃からジュニアの年齢にも関わらず、シニア大会にも同時に出場し続け、2006年、全日本武術太極拳競技大会において、シニア大会を当時19歳の若さで初優勝を果たす[4]

9.79(10点満点中)という国内大会において歴代最高得点をマークし、また同時に歴代最年少記録での日本チャンピオンとなる[5]。その後、3年間にわたり全日本競技会、全日本選手権合わせて通算連続5期の全日本優勝を果たす。日本代表として参加した第9回世界武術選手権大会では男子南拳で銅メダルを獲得。南拳、南棍、総合で世界ランク3位となり、同時に2008年北京オリンピック特別公開競技として開催された「北京武術トーナメント」の日本の出場枠を獲得した。しかし2008年に武術選手を引退。

俳優、タレントとして

2010年に中国政府奨学金制度に合格。北京の国立大学、チャン・ツィイーコン・リー姜文など有名俳優の卒業校「中央戯劇学院・表演系、ミュージカル班」に国費特待留学生として入学し、2年間の演技研修を受ける。

2014年に園子温監督、映画「TOKYO TRIBE」にスカンク役で起用され、日本で役者デビューを果たす[6][7]

次作「仮面ライダードライブ」にロイミュード006役として出演し、2人の仮面ライダーを相手に生身でのカンフーアクションシーンを演じた[8]

NHK正月時代劇「陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜 完結編」には雹田平役で出演。 3シリーズまで続いた陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜のシリーズ最後の刺客として大抜擢される。殺陣に定評のある主演山本耕史と一対一の殺陣シーンを披露し、山本耕史はインタビューで「これまでで1番速い殺陣だったので、剣が追いついていかないというのが、初めてのことでした。」と答え、話題を呼んだ[9][10]

成績・受賞歴

日本武術太極拳連盟公式成績[11]

1997年なみはや国体デモンストレーション武術太極拳競技 ジュニア長拳の部第4位
2004年JOCジュニアオリンピックカップ 男子南刀優勝
2005年日本代表チームに初選抜
2005年JOC(日本オリンピック委員会)強化指定選手に選抜
2006年全日本武術太極拳競技大会 自選難度南拳[12] 南刀[13]優勝
2006年全日本武術太極拳選手権大会 自選難度南拳・南棍優勝
2007年全日本武術太極拳競技大会 自選難度南拳・南刀優勝2連覇
2007年全日本武術太極拳選手権大会 自選難度南拳[14] 南棍[15]優勝2連覇
2007年第9回世界武術選手権大会(Good luck Beijing) 南拳[16]銅メダル獲得
2007年第9回世界武術選手権大会(Good luck Beijing) 南拳・南棍総合 3位[17]同時に2008年北京オリンピック特別公開種目の出場枠獲得
2004年大阪府スポーツ賞 優秀選手賞[18]受賞
2007年、2008年京都外国語大学 学長賞 [19]2年連続受賞
2008年全日本武術太極拳競技大会 自選難度南拳・南刀優勝3連覇
2007年、2008年大阪府門真市長賞詞2年連続受賞

出演作品

映画

舞台

  • 日本舞踊藤間流、藤間万恵 北京日本舞踊公演 「船弁慶」 - 船頭三保 役

テレビ

海外出演作品

  • 「譲拳作証」監督:張偉東、主演:謝苗 - 日本人殺し屋 役
  • 「器灵〜第二季〜 weapon&soul」 監督:郭会中(2018年)- 織田剣 役

ラジオ

中国武術動画

CM

  • アリナミン製薬 アリナミンEXプラスα 「おとなの西遊記」篇 棍術監修(2021)

脚注

外部リンク

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