村瀬健

経歴

1973年愛知県名古屋市生まれ。愛知県立旭丘高等学校早稲田大学社会科学部卒業[1]

早稲田大学在学中はラテンアメリカ研究(畑惠子ゼミ)を専攻[1]。バンドでプロを目指していた。サークルは、真心ブラザーズ出身の『Guitar Enjoy Club』、『シネマ研究会』、劇団の3つに所属。学生時代は自主映画を作ってシナリオ書いてもしていた。その後、自らサークルを立ち上げた(立ち上げメンバーの一人が早稲田大学社会科学部の准教授・横野恵の夫)。学生時代は奨学金をもらったり、映画を作るためにアルバイトをした。大学3年時に卒業してからも「やりたいことがやれるのは?」というのを考えからテレビ局受験を考える[1]

1997年日本テレビ放送網入社。入社後はドラマ制作部に配属され、以降ドラマ畑を歩む。アシスタントディレクターやアシスタント・プロデューサーとしてキャリアを積み、2000年に「ナツのツボミ」で初演出、2002年に「続・平成夫婦茶碗」で初プロデュースした。その後、「愛情イッポン!」、「火垂るの墓」などの作品をプロデュースし、2006年には賛否両論を巻き起こした「14才の母」をプロデュースし、話題となる。「14才の母」は民放ドラマで唯一、ギャラクシー賞日本民間放送連盟賞を受賞。

2008年1月にフジテレビへ転職[2]。編成制作局ドラマ制作センターに所属。移籍後、第一作目として「太陽と海の教室」をプロデュース。2010年エランドール賞・奨励賞を受賞[3]

その後、映画制作部に移動。2020年約束のネバーランド』をヒットさせて、2021年菅田将暉主演の映画『キャラクター』が公開された。

2022年10月クール放送「silent」がTverの再生回数歴代記録を更新する社会現象となった[4]。同年11月20日、村瀬が音楽プロデューサーを務める4人組男女バンド「プランクトン」がUNIVERSAL SIGMAよりメジャーデビューすることが決定した[5]

人物

主な作品

日本テレビ

フジテレビ

BeeTV

映画

音楽

出演

テレビ

脚注

  1. 【早稲田大学広報】1997年卒 村瀬 健さん~社会科学部報 No.50掲載・早稲田の「ニオイ」。
  2. 【文化通信】日テレ「14才の母」村瀬健P退社、フジに入社
  3. 【エランドール公式HP】歴代受賞者
  4. 【silent】キスシーンのない異例の恋愛ドラマ 社会現象となった3つのワケ
  5. この度、プランクトンはUNIVERSAL SIGMAよりメジャーデビューすることが決定しました
  6. ■「月9」初の時代劇に挑戦 村瀬健プロデューサーに聞く
  7. 【サンケイスポーツ】「いつかこの恋を-」(秘)話、長い長いタイトルに込められた思い
  8. 【産経新聞】“月9”初の時代劇 フジテレビが繰り出す「信長協奏曲」の狙いとは 村瀬健プロデューサーに聞く
  9. 名作「silent」が生まれるまで。脚本家&プロデューサーを独占取材!
  10. 10代男女4人組バンド、プランクトンのライブに行ってきました。
  11. “菅田将暉主演映画『キャラクター』2021年6月公開へ SEKAI NO OWARIのFukaseが俳優デビュー”. realsound. (2020年12月8日). https://realsound.jp/movie/2020/12/post-669107.html 2020年12月9日閲覧。
  12. 村瀬健がたどり着いたのが、手嶌葵の声だった。新月9ドラマ主題歌に手嶌葵「明日への手紙」
  13. 『いつ恋』村瀬健 ラブストーリーは求められている
  14. 映画『約束のネバーランド』はなぜ観る者の心を捉える作品に? プロデューサー・村瀬健に聞く制作秘話、ずとまよ起用の理由
  15. 【サンケイスポーツ】小栗旬&高畑充希&中村獅童、菅田将暉主演映画にズラリ!主役級キャスト
  16. silent:村瀬健×生方美久×風間太樹 P、脚本家、演出家が「ボクらの時代」でトーク
  17. 大ヒットドラマ『silent』プロデューサー・村瀬健、最終回前後だから言える撮影秘話を明かす「言っちゃいけないことをいっぱい言っている」

関連項目

外部リンク

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