本福寺 (松戸市)
本福寺(ほんぷくじ)は、千葉県松戸市上本郷にある時宗の寺院。
本福寺 | |
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所在地 | 千葉県松戸市上本郷2381 |
位置 | 北緯35度47分44.6秒 東経139度54分52.3秒 |
山号 | 拝礼山 |
宗旨 | 時宗 |
宗派 | 遊行派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
開基 | 他阿 |
正式名 | 恭敬院礼拝山本福寺 |
法人番号 | 5040005005119 |
歴史
明治12年(1879年)に届け出た寺院明細帳によると、開基は元応元年(1319年)3月15日とあるが、終戦後に同寺の檀家で発見された鉦鼓の口縁部に「嘉元改元癸卯天九月吉日」および「本福寺開祖他阿弥陀仏」と陰刻されていたため、遊行二代の他阿上人が嘉元元年(1303年)に開創したのではないかとされている[1]。元々日暮にあったものを上本郷に移転したとも伝えられる[2]。
文化財
境内
- 本堂
- 本堂
- 鐘楼
- 鐘楼
- 一遍上人像
- 一遍上人像
- 六地蔵
- 六地蔵
- 大師堂
- 大師堂
- 斬られ地蔵
- 上本郷の七不思議のひとつ。元は明治神社隣の覚蔵院(廃寺)にあったと伝えられる。むかしその境内で盆踊りがあった際、あやしい大男が突然入り込んで巧みに踊り、村の娘衆の気をひいた。それをみた若者が怒って刀で斬りつけた所、悲鳴を上げて逃げた。翌朝、寺内の石地蔵の胸に生々しい刀疵があったので若者は驚いて地蔵に謝ったという。[1]。
- 斬られ地蔵
出典
- 松下邦夫『松戸の歴史案内』郷土史出版、1982年、233-234頁。
- 千野原靖方『松戸風土記』株式会社ナウ企画、1977年、191-192頁。
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