木花知流比売
概要
『古事記』に登場する国津神で、名称や系譜以外特に事績に関する記述はなく、『日本書紀』に記述はない。粟鹿神社の書物『粟鹿大明神元記』では木花知利比売(このはなちりひめ)と表記されている。
大山津見神は木花之佐久夜毘売・石長比売・神大市比売・手名椎・足名椎などたくさんの神をもうけているが、木花知流比売もその一柱。八島士奴美神の妃となった。
「木花」は「桜の花」、「知流」は「散る」と解し、名義は「桜の花が散ること」で、この性格は子の布波能母遅久奴須奴神にも受け継がれていると考えられる[1]。
その他
新潟市の海辺の森には木花知流姫と名づけられた桜がある[2]。
関連項目
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