日本城タクシー
日本城タクシー株式会社(にほんじょうタクシー)は、大阪市住之江区にあるタクシー会社。大阪市内を中心としてタクシー事業・貸切バス事業を行う。2016年(平成28年)6月30日までは乗合バスの運行も行っていた[1]。旅客運送業のほか、日本城トラベル(旅行代理店)、ペットメモリアル、日本城オートガスセンター(不動産賃貸)などを行っている。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒559-0024 大阪府大阪市住之江区新北島3-1-12 |
設立 | 1960年(昭和35年)10月1日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 8120001031999 |
事業内容 |
一般乗用旅客自動車運送事業 一般貸切旅客自動車運送事業 |
代表者 | 代表取締役 坂本 篤紀 |
資本金 | 3,000万円 |
外部リンク | https://boo-nihonjou-taxi.ssl-lolipop.jp/ |
沿革
日本城路線バス
2016年(平成28年)6月30日をもって北港観光バスに事業譲渡して乗合バス事業から撤退した[1]。交通系ICカードの取り扱いはなかった。
「北港観光バス#路線バス」も参照
あびこ・天美北線(あびこ路線バス)
- 地下鉄あびこ - 大和川高校前 - パークサイドなごみ前 - 天美西3丁目 - 天美西住宅前 - あまみ神社前 - 天美北2丁目
- 朝の一部便は天美北地区からパークサイドなごみ前へ直行
西田辺・瓜破線
- 地下鉄西田辺駅前 - (ライフ西田辺) - 東住吉区役所 - 針中野商店街 - 城南学園 - トミオカ体操スクール - 住道矢田九丁目 - 瓜破西二丁目 - 瓜破西
- ライフ西田辺には瓜破西方向のみ停車
- 運行開始時のルート:地下鉄西田辺駅前 - 東住吉区役所 - 矢田出張所 - 住道矢田九丁目 - 瓜破西
- 大阪市営バスの赤バス廃止に伴い、東住吉区内の交通確保のため2013年4月8日に運行開始。翌2014年にルート変更されている。運賃は1.7kmまで100円、以遠210円(小人110半額)。運行間隔は昼間時は概ね20分毎。車両のうち1両(三菱ふそう・ローザ)は、大阪市営バスが1950年代に採用していたツーマン時代のゼブラバス塗装を再現したデザインであった[4]。
- 北港観光バスへの移管後は平日のみ1時間1本に減便(土日祝は運休)、ゼブラバス塗装車は予備車となった。
- 区側が財政負担のない形態の路線バスを求め、呼応する内容を提示した同社の案が2012年12月に採用されたが[5]、この方針が大阪市交通局と和田智成区長(当時)との対立を生むこととなり、区長が橋下徹市長により解任されるに至った[6]。
南港線
車両
貸切バス車両は、いすゞ・ガーラ、日野・セレガ、日野・メルファ(メルファ7・メルファ9)、三菱ふそう・ローザ。
路線バス車両は、狭隘区間に対応させるため小型車のみの配置であった。三菱ふそう・ローザ、トヨタ・コースター、いすゞ・ジャーニー、日野・ポンチョ。
タクシー車両には、法務省の啓発ポスターから借用した「ヘイトスピーチ、許さない。」と書かれた黄色のステッカーが貼られている[7][8]。
参考資料
- 「今号の気になりバス事業者 日本城タクシー」『バスマガジン』22号、40-42頁・71頁、2007年
出典
- 2016年6月30日【路線バス】日本城タクシー(株)運行乗合バスの運営を引継ぎます - 北港観光バス 2016年6月30日
- 東宝タクシー株式会社
- 日本城バス(路線バスあびこ) (松原市) 南大阪ターミナルガイド、2019年9月1日閲覧。
- 路線バス西田辺 - 日本城タクシー(archive版)
- 赤バスの代替措置として民間事業者の方から提示された路線案についてご意見を募集します - 大阪市東住吉区2012年12月5日14時発表
- 「『市バス民営化』その課題は…」 - 毎日放送「VOICE」2013年3月26日放送
- 中野晃 (2015年2月16日). “大阪)「ヘイトスピーチ許さない」タクシーにステッカー”. 朝日新聞 2015年5月閲覧。
- 安田浩一、G2「G2レポート・安田浩一 「ヘイトな馬鹿に鉄槌を」【前編】 大阪・日本城タクシー社長を突き動かした2つの「差別」風景」『現代ビジネス』2015年5月18日、2015年5月閲覧。
外部リンク
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.