新日本プロレス学校

新日本プロレス学校(しんにほんプロレスがっこう)は、かつて新日本プロレスが開校していたプロレスラー養成所

概要

1988年4月、山本小鉄新日本プロレス道場を開放する形で開校。プロレスラーの志望者を募り山本小鉄が直接プロレスのトレーニング方法を指導するというのが当時の売り文句であった。

卒業したとしてもプロレスラーとしてのデビューが約束されたものではなかったが、身長が足りずにプロレスラーへの道を断念していた者にとっては朗報であり、約2年間の活動で間接的にではあるが多数のプロレスラーを輩出した。

設立の背景には当時の日本マット界において山本小鉄獣神サンダー・ライガーのように身長が足りない者にとってプロレスラーとしてデビューするのはレスリング、ボクシング、空手、相撲、柔道など、ほかのスポーツで顕著な実績を積まない限り当時の日本でプロレスラーとしてデビューするのは不可能に近かったという事情があり、新日本プロレスがそのような条件を度外視して門戸を開放したことは後の日本マット界に大きな影響を与えた。

後継

2018年7月、フィットネスを目的としたプロレス式のトレーニングを指導する「The Third Generation Club」が開始される。第三世代のレスラーを中心に講師を務めており、選手から直接トレーニングを学ぶことができる[1]

2023年3月、新日本プロレスがLA道場にてプロレススクール「NJPW ACADEMY」を開設。新日本所属の選手から直々に新日本プロレス流の技術指導を受けることができることから[2][3][4]、新日本プロレス学校の事実上の後継とも言える。男女問わず多くのレスラー希望者が集い、卒業興行も行われる[5]

校長

インストラクター

生徒

脚注

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