教導隊 (陸上自衛隊)
教導隊(きょうどうたい)とは、陸上自衛隊の職種学校における教育支援を任務とする部隊。そのため機関である職種学校の隷下部隊である。いずれも「各職種部隊の範」という位置づけから、職種ごとの装備品が制式採用されると第一線部隊と同等の順位で充足される。連隊長は1等陸佐(二)、その他の隊長職は1等陸佐(三)~2佐、中隊長は3等陸佐をもって充てられる。
教導隊一覧
2019年(平成31年)3月時点のもの。
- 幹部候補生学校教導隊(前川原駐屯地)幹部候補生学校:1974年(昭和49年)8月1日新編。
- 富士教導団(富士駐屯地)富士学校
- 高射教導隊(下志津駐屯地)高射学校:1969年(昭和44年)3月1日、第119特科大隊及び第123特科大隊の一部を改編して新編。任務部隊以外で唯一「03式中距離地対空誘導弾」を装備。
- 情報教導隊(富士駐屯地)情報学校:2019年(平成31年)3月26日新編[2]。
- 飛行教導隊(明野駐屯地)航空学校:2019年(平成31年)3月26日、教育支援飛行隊から改編[2]。
- 施設教導隊(勝田駐屯地)施設学校:1975年(昭和50年)8月1日、施設教導大隊から改編。
- 通信教導隊(久里浜駐屯地)通信学校:1958年(昭和33年)6月25日新編。衛星単一通信システム、基幹連隊指揮統制システム等装備。
- 武器教導隊(土浦駐屯地)武器学校:1959年(昭和34年)8月13日新編。
- 需品教導隊(松戸駐屯地)需品学校:
- 第311輸送中隊(朝霞駐屯地)輸送学校:1975年(昭和50年)3月26日新編。
- 衛生教導隊(三宿駐屯地)衛生学校:1999年(平成11年)3月29日:教育支援衛生隊から改編。
- 化学教導隊(大宮駐屯地)化学学校:第101化学防護隊(当時)[3]の東部方面隊への移管に伴い2001年(平成13年)3月27日新編。
脚注
- 防衛省人事発令(2019年3月26日1佐職)
- “陸自、大規模に部隊新・改編 奄美、宮古に駐屯地開設 6師団・11旅団→「機動師団・旅団」”. 朝雲新聞社. 2019年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月26日閲覧。
- 化学防護隊は現在陸上総隊隷下の中央特殊武器防護隊である。
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