折元立身
折元 立身(おりもと たつみ[1]、1946年 - )は、日本の現代美術家。パフォーマンス・アーティスト。
人物
神奈川県川崎市生まれ[2]。1969年に渡米。カリフォルニア芸術大学で学ぶ[3]。1972年からニューヨークで、アーティストのナムジュン・パイクや前衛芸術運動・フルクサスに関わる[4]。
バゲットで顔を覆い(顔一面にフランスパンを付けて)各地の人々と交流するという、奇抜な路上パフォーマンス「パン人間」や、自身が介護してきたアルツハイマー症を患う母・男代との共同作業である、「アート・ママ」シリーズなどで知られる[5][6][7]。
これまで、シドニー・ピエンナーレ(1988)、サンパウロ・ビエンナーレ(1991)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2001)、横浜トリエンナーレ(2001)などで活躍[8]。
主な個展に、「アート・ママ」(原美術館、2000)、「生きるアート 折元立身」(川崎市市民ミュージアム、2016)、「折元立身 - 昔と今」(尾道市立美術館、2018)など[9]。
脚注
- INC, SANKEI DIGITAL (2017年8月31日). “アートはケア 世界的な現代美術家、折元立身さんが母を通してたどりついた境地”. 産経ニュース. 2021年3月18日閲覧。
- “生きるアート 折元立身 | 川崎市市民ミュージアム”. 2021年3月18日閲覧。
- “パフォーマンス・アーティスト、 折元立身の回顧展が尾道市で開催。 貴重な初期作品も公開”. 美術手帖. 2021年3月18日閲覧。
- “アッセンブリッジ・ナゴヤ 2019│Assembridge NAGOYA 2019”. Assembridge NAGOYA 2019. 2021年3月18日閲覧。
- “折元 立身:生きるアート 折元立身(川崎市市民ミュージアム、神奈川) | Aoyama Meguro”. 2021年3月18日閲覧。
- “折元 立身: キャリング・シリーズから | Aoyama Meguro”. 2021年3月18日閲覧。
- XXX (2016年4月1日). “essay 「コミュニケーションをアートにした男」 折元立身論”. Art & Article. 2021年3月18日閲覧。
- “パフォーマンス・アーティスト、 折元立身の回顧展が尾道市で開催。 貴重な初期作品も公開”. 美術手帖. 2021年3月18日閲覧。
- “亡き母へ宛てた絵葉書と、記録としてのポストカード。折元立身の個展が青山|目黒で開催中”. 美術手帖. 2021年3月18日閲覧。
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