忌部黒麻呂
生涯
758年(天平宝字2年)に正六位上から外従五位下に昇進。翌年の759年(天平宝字3年)に忌部首から忌部連へ上位の姓を賜った。762年(天平宝字6年)に図書寮の次官[1]。
『万葉集』に短歌4首を遺しており、歌は「梅の花枝にか散ると見るまでに風に乱れて雪そ降りくる」のように技巧的である[2]。
脚注
- 「朝日日本歴史人物事典」(朝日新聞出版)
- 「日本人名大辞典」(講談社)
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