診療
医療面接
医療面接は外来診察での問診や入院診療での回診等の、あらゆるコミュニケーションのこと。以前は医療従事者の意向を一方的に押し付ける面接をムンテラ(言葉による治療)の中の一部として行われていたが、現在ではインフォームド・コンセントを取る事を前提として面接が行われる。
面接は医療過誤を防ぐために患者の氏名を確認する。また「はい」や「いいえ」で答えられる質問ではなく、具体的に説明するように導くオープンエンドクエスチョン(「今日はどうなさいましたか?」など、患者の来院目的を明らかにする質問)により、幅広く患者の訴えを集めることから始める。傾聴中は頷くなどして傾聴していることを患者に伝える。時折、医療従事者の言葉で患者の訴えを言い直したり要約したりする事で、訴えを理解していることを伝えると共に診療に必要な情報をまとめる。最後に、他に何か訴えや疑問がないか聞く。
外部リンク
- Minds - 公益社団法人 日本医療機能評価機構が提供する診療ガイドライン・ガイドライン解説
- 病気の標準治療ガイド - 特定非営利活動法人 標準医療情報センター
- 東邦大学・医中誌 診療ガイドライン情報データベース - 東邦大学医学メディアセンター、医学中央雑誌刊行会が運営
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