序奏
概要
通常西洋音楽の中でも特にソナタ形式の楽曲でしばしば用いられ、18世紀以降、交響曲の第1楽章冒頭に置かれることが多くなった。ある楽曲の主要な部分に対し、準備的に置かれる短い部分で、主要部を暗示したり主題に関連性を持たせたりと連続性がある点が特徴で、通常は序奏部のテンポは遅く、主要部に入り早くなるのが一般的だが、ともに遅い場合やともに速い場合もある。この先行部分が後続する部分と切断され、それ自体が一つの楽曲として完結している場合は序曲と呼ばれる[2]。
脚注
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