庄井良信

庄井 良信(しょうい よしのぶ、1960年6月30日 - )は、日本教育学者。専門は臨床教育学北海道教育大学大学院教授を経て、藤女子大学子ども教育学科教授日本臨床教育学会会長。日本教育方法学会理事。北海道生まれ。

来歴

北海道美幌町に生まれる。新潟県立新潟高等学校卒業、広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。広島大学教育学部助手広島女子大学助教授フィンランドヘルシンキ大学在外研究員、北海道教育大学大学院教授、東京大学大学院非常勤講師を経て、現職。博士(教育学) Ph.D.

不登校の理解と支援の問題や、保幼小接続カリキュラムの開発を、臨床教育学の立場から研究し、ナラティブ・ラーニング、ピア・グループ・メンタリングなどの分野で国際的な共同研究を進めている。特に北欧・フィンランドの教育に関して造詣が深い。

著書

  • 『子どもの自立と授業の科学』(共編著、[渓水社]、1991年)
  • 『学びのファンタジアー臨床教育学のあたらしい地平へ』(共編著、[渓水社]、1995年)第17回教育科学研究会賞受賞
  • 『揺れる子どもの心象風景』(単著、新読書社、1999年)
  • 『癒しと励ましの臨床教育学』(単著、かもがわ出版、2002年)
  • 『自分の弱さをいとおしむー臨床教育学へのいざない』(単著、[高文研]、2004年)
  • 『フィンランドに学ぶ教育と学力』(共編著、[明石書店]、2005年)
  • 『創造現場の臨床教育学ー新しい教師像と教師教育の改革のために』(共編著、[明石書店]、2008年)
  • 『しあわせな放課後の時間』(共著、[高文研]、2013年)
  • 『ヴィゴツキーの情動理論の教育学的展開に関する研究』(単著、[風間書房]、2013年)
  • 『いのちのケアと育みー臨床教育学のまなざし』(単著、[かもがわ出版]、2014年)

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.