平谷里奈

岡山県玉野市出身。3人姉弟の長女（弟が2人いる）。小学2年生のとき、母がバレーボールをやっていたことと、友人の誘いを受けたことをきっかけに自身もバレーボールを始める[1]。

2015年2月3日、KUROBEアクアフェアリーズへの入団が内定。同期入団は宮城奈菜子[2]。同チーム在籍時は北星ゴム工業株式会社に所属していた。

2019年3月16日、埼玉県の深谷市総合体育館で開催された「Vチャレンジステージ」での対PFUブルーキャッツ戦に勝利しV1残留を確定。試合後記者会見に出席し、インタビューに答えた[3]。

――V1残留を決めて、試合の感想は？
　すごい緊張感の中での試合でしたが、目の前の1点を全員で取りに行こうという意識を積み重ねていって、結果につながったと思います。途中で出てくれた選手も一人ひとりチームを勢いづけるプレーをしてくれたので、全員での1勝だと思います。

――第2セットを取られて、第3セットも序盤は苦戦でしたが、どんなことを考えて戦っていましたか？
　（アタックに）対応されたり、アウトになるミスが出てしまって。（プレー中は）いろんな思いとか迷いなどがありましたが、リザーブメンバーがすごく声をかけてくれて。コートの中の選手も全員で目を見合って声をかけたりすることによって、「ひとりじゃないんだ」というのを実感し、自分自身も攻めて打っていくことができたので、チームのメンバーに感謝したいです。 — 平谷里奈「バレーボールマガジン｜KUROBEアクアフェアリーズV1残留確定。全員バレーが結実。ファンと一体になり、三たびPFUを下す」より[3]

2019年4月6日、V.LEAGUE Division1のオールスターゲームにVリーグ推薦で『Teamチーバくん』のアウトサイドヒッターとして選出、同月20日に出場。[4][5]。

Vリーグでレベルの高い方々と一緒にプレーすることができ、良い経験をさせていただくことができて、本当に楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。 — 平谷里奈「バレーボールマガジン｜2018/19 V.LEAGUEオールスター V1女子記者会見」より

2019年5月31日、チーム公式サイトにて引退が発表された[6]。

この度、KUROBEアクアフェアリーズを退団することとなりました。小学校2年生から始めたバレーボールですが、当時はこのV1リーグという舞台で自分がプレーしているなんて想像もつきませんでした。4年間という期間、このアクアフェアリーズでプレーして嬉しいことよりも辛いことの方が多かったように感じます。昨シーズン昇格し、今年初めてV1リーグに挑戦しましたが、なかなか勝つことが出来ず、苦しい場面がたくさんありましたが、その中でも自分の力をこの舞台で試すことができ、またその中で得た勝利の喜びを経験することができ、挑戦して良かったと心から思っています。そして目の前の一つ一つの試合を精一杯やりきる気持ちで進んできましたが、気づけばこんなにたくさんのファンの方、チームメイト、スタッフ、会社の方々、家族の支えが大きくなっていることに気づきました。18年間自分がやりきったと思えるまで、バレーボールが続けてこれたのは皆さんのおかげです。今後の人生では、ここで得たことを自分の糧にして、前向きに新たなステージへ進んでいきたいと思います。たくさんのご声援ありがとうございました。 — 平谷里奈「KUROBEアクアフェアリーズ｜退団選手からのメッセージ」より

• 玉野市立大崎小学校 [1]
• 就実中学校 [1]
• 大阪国際滝井高等学校
• 富山大学
• KUROBEアクアフェアリーズ #11（2015-2019年）

V.LEAGUEの個人成績は下記の通り[7]。