峯澤典子
略歴
1974年、茨城県筑波郡筑波町(現・つくば市)生まれ。茨城県立土浦第二高校、中央大学文学部フランス文学専攻卒業。卒業後は広告制作会社、出版社に勤務の傍ら詩を書く[1]。
もともとは短歌を作っており、1994年に「薔薇になれ」で第40回角川短歌賞候補に選ばれた。2008年、『ユリイカ』の詩の投稿欄「今月の作品」で「ユリイカの新人」(松浦寿輝選)に選ばれる。
同年、第一詩集『水版画』を刊行、第42回小熊秀雄賞候補になる。2014年、第二詩集『ひかりの途上で』で第64回H氏賞を受賞[2][3]。2018年、第三詩集『あのとき冬の子どもたち』で第48回高見順賞および第13回三好達治賞候補になる。
著書
- 詩集『水版画』(2008年・ふらんす堂)
- 詩集『ひかりの途上で』(2013年・七月堂)
- 詩集『あのとき冬の子どもたち』(2017年・七月堂)
- 詩集『微熱期』(2022年・思潮社)
翻訳書
- モニーク・リヨネ『モニーク・リヨネのあたらしいステッチ』(2008年・カラーフィールドパブリケーションズ)
- 『ヌーヌーとフローレンス』(2009年・カラーフィールドパブリケーションズ)
- 『ヌーヌー サーカスへいく』(2009年・カラーフィールドパブリケーションズ)
- フレデリック・クレスタン=ビエ『サジューのお裁縫箱 見ているだけでしあわせになれる フランスのアンティーク手芸用品』(2009年・カラーフィールドパブリケーションズ)
- フレデリック・クレスタン=ビエ『サジューのお裁縫箱2 フレデリック・クレスタン=ビエのフランス・アンティーク糸の世界』(2009年・カラーフィールドパブリケーションズ)
脚注
- 「現代詩2014」日本現代詩人会発行、2014年、2頁
- H氏賞に峯沢典子さん産経ニュース2014.3.2
- H氏賞と現代詩人賞受賞者リスト 日本現代詩人会
- これから詩を読み、書く人のための詩の教室spiral
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