岡田知子 (文学研究者)

岡田 知子(おかだ ともこ、1966年2月 - )は、日本文学者。専門はカンボジア文学文化論東京外国語大学総合国際学研究院(国際社会部門・地域研究系)准教授

略歴

神戸市生まれ。1988年聖心女子大学文学部外国語外国文学科英文学専攻卒、1992年埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了、1997年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学、東京外国語大学外国語学部助手、99年講師、2003年助教授、2007年准教授。

小林聖心女子学院高校2年のときにカトリック洗礼を受ける[1]。聖心女子大学3年のときに、カンボジアのカオイダン難民キャンプに2ヶ月間ボランティアとして滞在、また埼玉大学大学院修士課程修了後、プノンペン大学に留学[1]

2007年「現代アジアの女性作家シリーズ」で日本翻訳出版文化賞受賞。

共編

  • 『カンボジアを知るための60章』上田広美共編著 明石書店 エリア・スタディーズ 2006
    • 『カンボジアを知るための62章 第2版』2012年

翻訳

  • (編訳)『現代カンボジア短編集』大同生命国際文化基金〈アジアの現代文芸〉2001年
  • パル・ヴァンナリーレアク『カンボジア 花のゆくえ』段々社、2003年
  • オム・ソンバット『地獄の一三三六日―ポル・ポト政権下での真実』大同生命国際文化基金〈アジアの現代文芸〉2007年
  • チュット・カイ『追憶のカンボジア』東京外国語大学出版会 物語の島アジア 2014
  • ヌー・ハーイ『萎れた花・心の花輪』大同生命国際文化基金〈アジアの現代文芸〉2015年

脚注

  1. 「カトリック新聞」2013年10月20日号1頁

外部リンク

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