小田原フラワーガーデン

小田原フラワーガーデン(おだわらフラワーガーデン)は、神奈川県小田原市久野(くの)にある都市公園(植物公園)[2]

小田原フラワーガーデン
Odawara Flower Garden
小田原フラワーガーデンの位置(神奈川県内)
小田原フラワーガーデン
分類 都市公園 植物公園
所在地
神奈川県小田原市久野3798-5
座標 北緯35度16分50.1秒 東経139度07分44.4秒
面積 4.2ヘクタール
開園 1995年(平成7年)4月
運営者 小田原市
指定管理者:小田原フラワーガーデンパートナーズ[1]
設備・遊具 トロピカルドーム温室(有料)、バラ園、梅林
駐車場 あり(無料 150台)
バリアフリー 身障者対応トイレ(2か所)、LEVEL-3
アクセス 伊豆箱根鉄道大雄山線「飯田岡駅」から徒歩約20分、小田原駅東口から伊豆箱根バス・県立諏訪の原公園行き、「小田原フラワーガーデン」下車すぐ
事務所 小田原フラワーガーデンパートナーズ
事務所所在地 神奈川県小田原市久野3798-5
公式サイト 公式サイト小田原市HP

概要

小田原フラワーガーデンは、四季を通じて花が楽しめる植物公園として小田原市が1995年(平成7年)4月に整備した。最寄り駅は、 伊豆箱根鉄道大雄山線飯田岡駅で南西方向に徒歩約20分(約1.6kmの上り坂)の所にある。園内には色とりどりの花と熱帯植物が鑑賞できる温室(有料)があり、梅、桜、バラ、ハナショウブなどの植物も植栽されており、季節を問わず一年中花とみどりが楽しむことができる。公園内のバリアフリー度はLEVEL-3程度で車椅子トイレもトロピカルドーム入口と梅林内の2か所に設置されている。屋外施設では、犬の散歩も可能となっている。また、公園内の植物管理やイベントの運営などボランティア「友の会」も活動しており、研修会や専門家による講義も開催されている。2006年(平成18年)3月には隣接して、おだわら諏訪の原公園が開園している。

地理

小田原市は神奈川県の西部に位置し、面積は11,406キロ平方メートルで神奈川県の面積の47%を占める。県内では横浜市、相模原市、川崎市に次いで4番目の広さを有している。市の南西部に箱根連山につながる山地があり、東部は大磯丘陵につながる丘陵地帯、市の中央には酒匂川(さかわ)が南北に流れ足柄平野を形成しており、南部は相模湾に面している。気候は温暖で年平均16度前後の気温があり、降雨量は年間2,000mm前後と多く、この気候を生かして丘陵地ではミカン、 梅などの果樹栽培、平野部では稲作など農産物が生産されている。標高は、最寄り駅の飯田岡駅付近で18メートルだが、小田原フラワーガーデン付近では114メートルあり、坂道となっている。小田原フラワーガーデンのある久野地区は、2009年2月に神奈川県より「里地里山等保全地区」として指定されている[3]

年表

  • 1995年平成7年)4月29日 - 小田原市が植物公園として開園[4]
  • 2011年(平成23年)4月1日 - 指定管理制度導入により、西武造園伊豆箱根鉄道・加藤造園の共同事業体「小田原フラワーガーデンパートナーズ」が維持管理運営

主な施設

  • 休みは月曜日(祝日を除く)、祝日の翌平日、年末年始の12月29日から翌年1月3日まで
  • 開館時間は9時から17時、トロピカルドームの入場は16時30分まで
  • 入園料は無料 (トロピカルドーム温室は大人200円、小中学生100円)
  • 駐車場は無料(150台)
  • トロピカルドーム温室(約200種の熱帯・亜熱帯の植物)
    • 隣接する小田原市環境事業センター(ごみ焼却)の余熱を利用、室温22度に保たれている。直径40メートル、高さ22メートル。
  • 渓流の梅林
    • 1月中旬から3月上旬の開花時期に合わせて、梅まつり、イベントが開催される(200種、480本)
  • ハナショウブ
    • 6月中旬ごろが見ごろ(約180種、1000株)
  • バラ園
    • 5月中旬と10月上旬が見ごろ(145種、345本)
  • アルカディア広場
    • 花壇に囲まれた広場、夏場に噴水、水遊び
  • あずまや
    • 有料で抹茶が楽しめる(梅まつり限定)
  • カフェ・ハイビスカス
    • 土日、祝日に営業
  • 研修室・視聴覚室(管理棟2階)
    • 会議・教室・講習会などに使用可能(有料)

  • 桜(早咲きの河津桜を含む11種)
  • ヒスイカズラ
  • 春ばら
  • チューリップ
  • スイレン
  • ハナショウブ

  • スイレン
  • マリーゴールド
  • あじさい
  • サルスベリ

  • 秋ばら
  • 彼岸花
  • マリーゴールド
  • イチョウ
  • 紅葉

  • パンジー
  • ろうばい
  • クロッカス

周辺施設

交通アクセス

脚注

  1. 小田原フラワーガーデンパートナーズ”. 小田原フラワーガーデンパートナーズ. 2020年5月2日閲覧。
  2. 小田原フラワーガーデン”. 小田原市. 2020年5月2日閲覧。
  3. 生物多様性保全上重要な里地里山”. 環境省. 2020年5月2日閲覧。
  4. 小田原市都市公園一覧表”. 小田原市. 2020年5月2日閲覧。

関連項目

外部リンク

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