小森まなみのPop'n!パジャマ

小森まなみのPop'n!パジャマ(こもりまなみのポップン!パジャマ)は、1994年10月1日から2011年6月26日まで、東北放送(TBCラジオ)・山形放送(YBCラジオ)などでラジオ放送された、桑の実プロ制作のトーク・バラエティ番組である。

小森まなみのPop'n!パジャマ
ジャンル トーク、バラエティ
放送方式 収録
放送期間 1994年10月1日 - 2011年6月26日
放送時間 #放送参照(30分)
放送回数 872
放送局 東北放送
制作 桑の実プロ
パーソナリティ 小森まなみ
提供 アミューズメントメディア総合学院(番組協力スポンサー)

概要

小森まなみが、自身の担当するラジオ番組のリスナーから「東北にはアニラジがありません。声優のコンサートも、東京から札幌にツアーがとんでしまう。クリアーな声でマミ姉の声を聴きたいんです」という手紙に動かされ、小森自身が企画書を書き、スポンサーを探し、制作会社に持ち込んだことで、1994年にアニラジ未開の地といわれた東北地方に、初めて誕生したアニラジ系番組である[1]。 「ツーウェイコミュニケーション」をモットーとし、幅広いリスナー・ファン層を持っていた[2]

パーソナリティ

コーナー

  • パジャマDEトーク
  • ちょこっとリサーチ☆電話でPi
  • アミューズメントモード
  • 伝言板コーナー
  • ポップンバースデー
  • ミッドナイトネスト

放送

  • ネット局の増加、番組の合併に伴い、3度の番組タイトル変更を行なっている。

小森まなみのPop'n!パジャマ

日本国内 ラジオ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 備考
1994年10月01日 - 1996年04月05日 土曜 24:05 - 24:35 東北放送 宮城県
1996年04月12日 - 1996年10月05日 土曜 24:00 - 24:30 東北放送 宮城県 放送時間変更
1995年04月15日 - 1996年10月05日 東海ラジオ 中京広域圏
1996年01月06日 - 1996年03月30日 土曜 23:30 - 24:00 ラジオ大阪 近畿広域圏

小森まなみのPop'n!パジャマ EX

日本国内 ラジオ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 備考
1996年10月12日 - 1998年03月28日 土曜 24:00 - 24:30 東北放送 宮城県
1998年04月05日 - 1998年10月04日 日曜 24:30 - 25:00 東北放送 宮城県 放送日時変更
1998年10月08日 - 1999年04月01日 木曜 23:00 - 23:30 東北放送 宮城県 放送日時変更
1996年10月12日 - 1997年12月27日 土曜 24:00 - 24:30 東海ラジオ 中京広域圏
1996年10月12日 - 1997年04月05日 土曜 21:00 - 21:30 ラジオ日本 神奈川県
1997年04月14日 - 1997年12月29日 月曜 24:00 - 24:30 ラジオ日本 神奈川県 放送日時変更
1998年01月04日 - 1998年03月29日 日曜 20:30 - 21:00 ラジオ日本 神奈川県 放送日時変更
1998年04月06日 - 1998年10月05日 月曜 24:00 - 24:30 ラジオ日本 神奈川県 放送日時変更
1998年10月09日 - 1999年04月02日 金曜 26:40 - 27:10 AM-KOBE 兵庫県

小森まなみのPop'n!パジャマ RV

  • 1999年4月8日の放送より『AsRラジオレボリューション』と合併し、番組タイトルを『小森まなみのPop'n!パジャマ RV(レボリューション)』に変更、パーソナリティーに高橋直純が加わった。
日本国内 ラジオ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 備考
1999年04月08日 - 1999年09月30日 木曜 23:00 - 23:30 東北放送 宮城県
1999年10月09日 - 2000年03月25日 土曜 23:00 - 23:30 東北放送 宮城県 放送日時変更
2000年04月02日 - 2001年04月01日 日曜 24:00 - 24:30[3] 東北放送 宮城県 放送日時変更
1999年04月18日 - 2000年03月26日 日曜 24:30 - 25:00 青森放送 青森県
1999年04月12日 - 1999年10月31日 月曜 23:30 - 24:00 秋田放送 秋田県
1999年11月06日 - 2000年03月25日 土曜 22:00 - 22:30 秋田放送 秋田県 放送日時変更
2000年10月08日 - 2001年03月31日 日曜 24:00 - 24:30 秋田放送 秋田県 放送日時変更
1999年04月11日 - 2001年04月01日 日曜 24:30 - 25:00[4] IBC岩手放送 岩手県
1999年04月10日 - 2001年03月31日 土曜 22:00 - 22:30 山形放送 山形県
1999年04月09日 - 2000年03月24日 金曜 25:30 - 26:00 AM-KOBE 兵庫県
2000年04月01日 - 2000年09月30日 土曜 25:30 - 26:00 AM-KOBE 兵庫県 放送日時変更
2000年10月07日 - 2001年03月31日 土曜 25:00 - 25:30 AM-KOBE 兵庫県 放送時間変更

小森まなみのPop'n!パジャマ EYE

  • 高橋直純が降板し、再び単独パーソナリティ番組となった。
日本国内 ラジオ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 備考
2001年04月08日 - 2002年09月29日 日曜 24:00 - 24:30 東北放送 宮城県
2002年10月06日 - 2003年09月28日 日曜 24:30 - 25:00[5] 東北放送 宮城県 放送時間変更
2003年10月05日 - 2010年04月04日 日曜 25:00 - 25:30[6] 東北放送 宮城県 放送時間変更
2010年04月11日 - 2011年06月26日 日曜 24:30 - 25:00[7] 東北放送 宮城県 放送時間変更
2001年04月08日 - 2007年09月29日 日曜 24:00 - 24:30 秋田放送 秋田県
2007年10月08日 - 2010年01月04日 月曜 23:30 - 24:00 秋田放送 秋田県 放送日時変更
2010年01月08日 - 2010年09月27日 金曜 22:30 - 23:00[8] 秋田放送 秋田県 放送日時変更
2001年04月08日 - 2005年06月25日 日曜 23:30 - 24:00[9] 岩手放送 岩手県
2001年04月07日 - 2011年06月25日 土曜 22:00 - 22:30[10] 山形放送 山形県
2001年04月07日 - 2003年03月29日 土曜 26:30 - 27:00 AM-KOBE 兵庫県
2003年04月04日 - 2003年09月26日 金曜 25:00 - 25:30 AM-KOBE 兵庫県 放送日時変更 
2003年10月03日 - 2004年09月25日 土曜 27:00 - 27:30 AM-KOBE 兵庫県 放送日時変更

ネット局

放送終了時のネット局

過去のネット局

公開収録

  • 1995年7月31日、サンシャインシティ噴水広場(東京都・池袋)3×3EYESイベント
  • 1995年8月27日、TBCホール(宮城県仙台市)3×3EYES〜吸精公主〜発売記念イベント
  • 1996年8月31日、名古屋市公会堂(愛知県名古屋市)小森まなみ『Courage』発売記念ツアー2部
  • 1998年8月30日、山交ビル7階 花時計広場(山形県山形市)ラジレボ&Pop'nパジャマ『みんなけっぱれ!総決起集会!』
  • 1999年8月14日、遊学館生涯生活センターホール(山形県山形市)Pop'nパジャマ公開録音&AsRイベント リスナー総決起集会 山形リベンジ!
  • 1999年9月26日、夢メッセみやぎ(宮城県仙台市)「Comic City in 仙台16」
  • 2000年8月19日、なんばOCAT ポンテ広場(大阪府大阪市)出演:小森まなみ、高橋直純、岩崎和夫、南かおり

エピソード

  • 1994年、番組開始当時のスポンサーエクシングが制作した、小森まなみのパジャマ姿の番組テレフォンカードが、一時期20〜30万円でオークション取引された。
  • 1996年、小森まなみがアルバム『Courage』を発売した際、全国ツアーイベント開催の予定地に仙台が含まれなかった[注 1]事に一部リスナーが葉書で激しい抗議をし、それに対し小森が「申し訳ない」と涙交じりに番組内で対応し大反響を巻き起こした。翌週には小森への同情の葉書が殺到。後に、東北リスナーの悲願がかない、同年12月に発売されたシングル「YELLを君に!」の発売記念イベント開催が仙台で実現した。
  • 1998年、番組4周年に山形にて初の公開録音イベント『みんなけっぱれ!総決起集会!』が台風の豪雨の中、屋外で開かれた。豪雨のため山形新幹線が始発から運休、山形と仙台を結ぶ仙山線も途中折り返し運転となったため、小森は仙台からバスで山形入りし、高橋直純はスタッフの車で現地入りした。次の年にキングレコードから、AsR名義でリリースされたシングルCD「夏色の翼」は、この時の感動を曲にしたものである。(作詞:小森まなみ 作曲:高橋直純)
  • 2004年、番組10周年を記念して、東北放送本社TBCホールにて『小森まなみのPop'nパジャマ10th アニバーサリーイベント』が開催された。
  • 「F1レーサー“紅の貴公子”さん」、「拡張型心筋症の小学生」などにエールを贈るコーナーが設立され、数か月かけてその動向を取り上げた。
  • 2011年6月26日、小森が体調の悪化を理由に活動休止を発表し[8]、17周年目(放送回数872回目)をもって放送を終了した。先行ネットしていた山形放送では前日の6月25日に最終回を迎えている。

脚注

注釈

  1. 販売実績がなかったため、キングレコードの支店がイベントの招聘をしなかったのが理由。

出典

  1. 「アニラジ解體新書「小森まなみのPop'n!パジャマ EX」」『アニラジグランプリ』第15号1998年10月号、主婦の友社
  2. ラジオライフ編集部「小森まなみのPop'nパジャマEYE」『ラジオ番組表』VOL.177 2007年秋号、三才ブックス、2007年10月、ISBN 9784861991134。
  3. RAOIO NOTE”. TBC東北放送. 2000年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月23日閲覧。
  4. IBC..Radio Box”. IBC岩手放送. 1999年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月23日閲覧。
  5. RAOIO NOTE”. TBC東北放送. 2002年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月23日閲覧。
  6. RAOIO NOTE”. TBC東北放送. 2003年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月23日閲覧。
  7. RAOIO NOTE”. TBC東北放送. 2010年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月23日閲覧。
  8. インフォメーション”. 【小森まなみ公式サイト】エムズガーデン. 2015年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月23日閲覧。
  9. IBC..Radio Box”. IBC岩手放送. 2001年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月23日閲覧。
  10. タイムテーブル Welcome to YBC Web !”. YBC山形放送. 2002年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月23日閲覧。

外部リンク

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