富賀岡八幡宮
概要
御祭神は八幡神である。御神徳は諸願成就であり、当地域の産土鎮守神として広く信仰を集めている。
伝承によれば749年、藤原鎌足の子孫、藤原豊成が下総に下向の折、創建したとされる[1]。もともとは当社に奉斎されていた八幡神像が、寛永年間に深川の地に移され勧請されて富岡八幡宮となったとされることから、「元八幡宮」とも呼ばれている[2]。
享保年間(1716~1735年)には、境内・参道に3万本の桜や松が植えられ、景勝地として賑わった。当地は海抜が低い土地柄、たびたび水害で被災したが、信仰が廃れることはなかった。
1945年の東京大空襲で社殿などが消失したものの、戦後は仮殿にて復旧され、1961年8月に社殿が再建された[3]。
人口が急増しているエリアの中にあって地元の神社として参拝されており、祈りの場であり続けている。
御朱印はない。
- 八幡保育園[4]を併設している。
参考文献
- 細田隆善 著『江東区史跡散歩 (東京史跡ガイド8)』学生社、1992年
外部リンク
- 石造狛犬 享和元年在銘 一対(江東区有形文化財)
- 御由緒(境内の説明板) 富賀岡八幡宮奉賛会
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.