富岡樹

富岡 樹(とみおか いづき、1997年4月18日 - )は、日本プロボクサー埼玉県さいたま市出身。初代日本ライト級ユース王者角海老宝石ボクシングジム所属(2021年2月から)。かつてはREBOOT.IBAボクシングジムに所属していた。

富岡 樹
基本情報
本名 富岡 樹
階級 ライト級
身長 177cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1997-04-18) 1997年4月18日(25歳)
出身地 埼玉県さいたま市[1]
スタイル オーソドックス[2]
プロボクシング戦績
総試合数 14
勝ち 7
KO勝ち 2
敗け 6
引き分け 1

人物

従兄弟の富岡哲也と富岡達也もプロボクサーである[3]

11歳からボクシングを始め[4]秀明英光高校に進学[5]

来歴

2016年12月14日に後楽園ホールで篠塚辰樹とスーパーフェザー級6回戦を戦い、6回3-0(58-57、59-55、59-56)判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った[6]

その後2連勝して2017年8月22日に後楽園ホールで粕谷雄一郎と初代日本ライト級ユース王座決定トーナメント決勝戦を行い、8回2-1(77-75、77-76、76-77)判定勝ちを収めユース王座獲得に成功した[7]。なおこの勝利でJBCの発表した最新ランキングで初めてスーパーフェザー級日本ランク入りを果たす[8]。同年11月11日に後楽園ホールで行われた「DANGAN200」にて白鳥大珠と日本ユースライト級タイトルマッチを行い、8回3-0(3-0(78-74×2、80-72)判定勝ちを収めユース王座初防衛に成功した[9]

2018年2月26日に後楽園ホールで行われた「DANGAN207」にて湯場海樹と日本ユースライト級タイトルマッチを行い、2回負傷引き分けでユース王座2回目の防衛を果たした[10]。同年7月29日に大阪府立体育会館第2競技場でOPBF東洋太平洋ライト級王者中谷正義とOPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチを行い、11回2分40秒KO負けで王座獲得に失敗してプロ初黒星となった[11]

2019年10月26日、後楽園ホールで日本ライト級王座挑戦者決定戦として、斎藤一貴と対戦し、8回3-0(79-73×2、78-74)判定勝ちを収め、日本王座挑戦権を獲得した[12]

2020年2月13日、後楽園ホールで指名挑戦者として日本ライト級王者の吉野修一郎に挑戦。1回に右カウンターでダウンを奪うも、8回に連打を浴び、8回1分55秒TKO負けを喫し、王座獲得に失敗した[13]

2020年12月14日、後楽園ホールで元日本・WBOアジアパシフィックスーパーライト級王者の岡田博喜と対戦し、8回0-3(75-77×3)で判定負けを喫した[14]

2021年2月9日付けで角海老宝石ジムに移籍した。

2021年10月30日、後楽園ホールで藤田裕崇と対戦するも、8回判定1-2(75-77、76-77、77-75)で判定負けを喫した[15]

2022年6月14日、後楽園ホールにて日本ライト級タイトルマッチでチャンピオンの宇津木秀と対戦し、8回1分8秒TKO負けを喫した[16]

獲得タイトル

戦績

  • アマチュアボクシング - 40戦31勝9敗
  • プロボクシング - 14戦7勝(2KO)6敗1分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考・会場
12016年12月14日6R判定3-0篠塚辰樹(ワタナベ日本の旗 日本プロデビュー戦
22017年2月9日6R判定3-0朴俊優大韓民国の旗 韓国
32017年4月21日5R 0:54KO嶋崎俊(輪島功一スポーツ)日本の旗 日本
42017年8月22日8R判定2-1粕谷雄一郎(石川ジム立川)日本の旗 日本初代日本ライト級ユース王座決定トーナメント決勝戦
52017年11月11日8R判定3-0白鳥大珠八王子中屋日本の旗 日本日本ユース王座防衛1
62018年2月26日2R 1:58負傷湯場海樹(YUVAX)日本の旗 日本日本ユース王座防衛2
72018年7月29日11R 2:40KO中谷正義井岡日本の旗 日本OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ
82018年11月10日8R判定1-2正木脩也(帝拳日本の旗 日本
92019年5月31日2R 1:42KOマーボン・ボディオンガンフィリピンの旗 フィリピン
102019年10月26日8R判定3-0斎藤一貴(角海老宝石日本の旗 日本2019年度日本ライト級最強挑戦者決定戦
112020年2月13日8R 1:55TKO吉野修一郎三迫日本の旗 日本日本ライト級タイトルマッチ
122020年12月14日8R判定0-3岡田博喜(角海老宝石)日本の旗 日本
132021年10月30日8R判定1-2藤田裕崇(三迫)日本の旗 日本
142022年6月14日8R 1:08KO宇津木秀(ワタナベ)日本の旗 日本日本ライト級タイトルマッチ
テンプレート

脚注

  1. DANGAN200直前インタビュー 富岡 樹 Dangan
  2. BoxRecレーティング 【国内/男子】スーパーフェザー級 (58.97 kg以下) BOXINGアンテナ
  3. 富岡樹(20=REBOOT) NEW ボクシングモバイル
  4. 目指すは「世界王者が就職先」 Weekly LALALA 2018年5月17日
  5. 三迫一門会、10代新鋭がB級デビュー対決で熱戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月14日
  6. 2016年12月試合結果 日本ボクシングコミッション
  7. “パンチ”山下賢哉がワンパンチKO勝ち、日本ユース Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月22日
  8. 2017年8月度ランキング 日本ボクシングコミッション
  9. 新藤寛之が日本SW級挑戦権獲得、平岡はユース王者 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年11月11日
  10. 木村隼人が山下賢哉をTKO、ランカー対決制す Boxing News(ボクシングニュース) 2018年2月26日
  11. 中谷正義がOPBF王座V10 新鋭の富岡を11回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2018年7月29日
  12. フェザー級の丸田陽七太ら日本王座挑戦権獲得 IBF8位の小原佳太は貫禄の4回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2019年10月26日
  13. 吉野修一郎が8回TKO勝ちで日本ライト級V5 富岡樹は7回までリードも健闘及ばず Boxing News(ボクシングニュース)2020年2月13日
  14. S・ライト級第一人者 岡田博喜が再起戦に勝利 富岡樹は健闘及ばず判定負け Boxing News(ボクシングニュース)2020年12月14日
  15. 前日本S・ライト級王者の鈴木雅弘が辛勝 日本ライト級挑戦権獲得で逆2階級制覇に前進 Boxing News(ボクシングニュース)2021年10月30日
  16. 宇津木秀が熱戦制し日本ライト級V1 奮闘の富岡樹は3度目実らず Boxing News(ボクシングニュース)2022年6月14日

関連項目

外部リンク

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