富山北郵便局

富山北郵便局（とやまきたゆうびんきょく）は、富山県富山市にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった。

富山北郵便局
基本情報
正式名称 富山北郵便局
前身 岩瀬郵便取扱所
東岩瀬郵便局、岩瀬郵便局
局番号 32011
設置者 日本郵便株式会社
所在地 〒931-8799
富山県富山市森4-9-1
位置

北緯36度44分43.5秒 東経137度14分12.3秒

貯金
店名 ゆうちょ銀行 代理店
保険
店名 かんぽ生命保険 代理店
特記事項
ATMホリデーサービス実施

沿革
  • 1872年8月4日（明治5年7月1日） - 岩瀬郵便取扱所として開設される[1][2]。
  • 1873年（明治6年） - 岩瀬郵便役所となる[1]。
  • 1875年（明治8年）1月1日 - 東岩瀬郵便局（四等）となる[1]。
  • 1880年（明治13年）12月15日 - 為替の取扱を開始する[1][2]。
  • 1881年（明治14年）7月11日 - 貯金の取扱を開始する[1][3]。
  • 1882年（明治15年）5月1日 - 電信の取扱を開始する[2]。
  • 1886年（明治19年）4月16日 - 三等郵便局に昇格する[1]。
  • 1891年（明治24年）5月16日 - 東岩瀬郵便局と東岩瀬電信局を合併し、東岩瀬郵便電信局（三等）となる[1][4]。
  • 1903年（明治36年）4月1日 - 通信官署官制の施行に伴い東岩瀬郵便局となる[1]。
  • 1906年（明治39年）
    • 1月1日 - 岩瀬郵便局と改称する[1][5]。
    • 12月1日 - 電話通話事務を開始する[2][6]。
  • 1908年（明治41年）3月1日 - 電話交換業務を開始する[2]。
  • 1949年（昭和24年）3月31日 - 郵便局で取り扱う電話通話事務を除く電話業務を富山電話局に移管[7]。
  • 1956年（昭和31年）10月1日 - 電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始する[8]。
  • 1977年（昭和52年）5月16日 - 富山市岩瀬大町から同市森に局舎を移転するとともに、富山北郵便局に改称する[9]。同日、四方郵便局から集配業務を引継ぐ[10]。北陸地区の郵便局では初めての全館冷暖房付きの郵便局となった[11]。
  • 1999年（平成11年） - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始する[12]。
  • 2007年（平成19年）10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業富山北支店に一部業務を移管。
  • 2012年（平成24年）10月1日 - 日本郵便株式会社発足に伴い、郵便事業富山北支店を富山北郵便局に統合。

取扱内容

周辺

アクセス

脚注
  1. 山口修監修、『全国郵便局沿革録 明治篇』（170頁）、1980年（昭和55年）12月、日本郵趣出版
  2. 富山呉西特定郵便局長会編、『紀元二千六百年記念 富山県遞信沿革史』（191頁）、1942年（昭和17年）8月、富山呉西特定郵便局長会
  3. 『全国郵便局沿革録 明治篇』（同書174頁、1980年（昭和55年）12月、日本郵趣出版）には、1881年（明治14年）8月11日に貯金業務を開始とあるが、『紀元二千六百年記念 富山県遞信沿革史』（同書191頁、1942年（昭和17年）8月、富山呉西特定郵便局長会）においては同年7月11日に貯金業務を開始したとある。本年表においては、『紀元二千六百年記念 富山県遞信沿革史』に従い、1881年（明治14年）7月11日を以てその開始日とした。
  4. 明治24年逓信省告示第122号（『官報』、1891年（明治24年）5月8日、内閣官報局）
  5. 明治38年逓信省告示第623号（『官報』、1905年（明治38年）12月7日、内閣印刷局）
  6. 明治39年逓信省告示第517号（『官報』、1906年（明治39年）11月24日、内閣印刷局）
  7. 昭和24年逓信省告示第196号（昭和24年4月18日付官報第6677号掲載）
  8. 昭和31年郵政省告示第1138号（『官報』、1956年（昭和31年）10月19日、大蔵省印刷局）
  9. 昭和52年郵政省告示第324号（『官報』、1977年（昭和52年）5月13日、大蔵省印刷局）
  10. 昭和52年郵政省告示第340号（『官報』、1977年（昭和52年）5月19日、大蔵省印刷局）
  11. 『富山市史 第五巻』（1980年3月10日、富山市役所発行）868ページ。
  12. 平成11年郵政省告示第497号（『官報』、1999年（平成11年）7月6日、大蔵省印刷局）

外部リンク
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