大雲寺 (関市)

大雲寺(だいうんじ)は岐阜県関市伊勢町の安桜山東南麓にある日蓮宗の寺院で、山号は妙興山。関藩大島光義の菩提寺である。なお、関市下迫間には大島雲八の三男大島光俊が建立したと伝わる臨済宗妙心寺派の白華山大雲寺が別に存在する。

大雲寺

所在地 岐阜県関市伊勢町45
位置 北緯35度26分29.6秒 東経136度56分16.4秒
山号 妙興山
宗派 日蓮本宗
本尊 釈迦如来
創建年 慶長6年(1601年)
開山 真如山日昌
開基 大島光義(雲八)
法人番号 3200005007554

慶長6年(1601年)、大島光義が元家臣で日蓮宗の僧侶となった真如山日昌(俗名矢島定昌)を開山として建立した。建立時は妙興庵という名の小庵であったが、後に現在地に移されて現在の山号寺号となった。

寺宝として大島光義の肖像やその所用の甲冑、書状などゆかりの品を所蔵している。また、大島家歴代の墓が所在する。

参考文献

  • 関市教育委員会編 『新修 関市史 通史編 近世・近代・現代』p467 平成11年(1999年)
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