堀川芳雄
略歴
熊本県玉名郡出身、東北帝国大学を卒業した。広島高等師範学校の教授となり、1934年東京帝国大学より理学博士の学位を取得、学位論文は「Monographia hepaticarum australi-japonicarum (南日本産苔類植物誌)」[1]。 1941年広島文理科大学教授、1953年広島大学教授となった。日本各地や樺太、ミクロネシアで採集研究を行い、1936年に"Studies on the Hepaticae of Japan"(「日本産苔類の研究」)を発表した。ヤクシマアミバゴケ(Hattoria yakushimensis (Horik.) R.M. Schust)など多くの新種の記載命名を行った。広島大学付属宮島自然植物園の設立に寄与し、学術誌「ヒコビア」を創刊した。
著作
- 『日本苔類の研究』
- 『厳島に自生する植物種類誌』(1942年)
- 『植物生態学』 (1951年)
脚注
- 博士論文書誌データベースによる
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