埼玉県立大宮光陵高等学校
埼玉県立大宮光陵高等学校(さいたまけんりつ おおみやこうりょうこうとうがっこう)は、埼玉県さいたま市西区大字中野林に所在する全日制の県立高等学校。
埼玉県立大宮光陵高等学校 | |
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北緯35度53分39.2秒 東経139度35分23.7秒 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 埼玉県 |
校訓 | 自立・協調・創造 |
設立年月日 | 1986年 |
共学・別学 | 共学 |
設置学科 |
普通科 音楽科 美術科 書道科 |
学科内専門コース | 外国語コース |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D111210001333 |
高校コード | 11260H |
所在地 | 〒337-0057 |
埼玉県さいたま市西区大字中野林145 | |
外部リンク | 公式サイト |
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概要
本校の校名の「光陵」は「光あふれる希望に満ちた丘の学園」を意味する[1]。
普通科、外国語コース、美術科、音楽科、書道科の4学科1コースを設置している。芸術系の学科を併設しているためか、生徒数は2015年現在997名(男子258名・女子739名)と圧倒的に女子が多い[2]。
普通科は1年生では全員共通科目を学び、2年生から文系・理系に分かれる。外国語コースは英語が中心だが、2年生からフランス語を第2外国語として選択することが可能。音楽科はピアノ専攻、声楽専攻、管・打楽器専攻、弦楽器専攻がある。
学校行事は、遠足、体育祭、スポーツ大会、文化祭(光陵祭)などが行われる。
設置学科
- 普通科
- 普通科 外国語コース
- 美術科
- 音楽科
- 書道科
沿革
教育目標
真理を求め、自他を尊重する心情、たくましい意志力と体力及び豊かな情操を養い、国際的な広い視野にたって、社会の発展と文化の創造に貢献できる人材を育成する。
入試
1学年の募集人員は普通科200名(5クラス)、外国語コース40名(1クラス)、美術科40名(1クラス)、音楽科40名(1クラス)、書道科40名(1クラス)となっている。
同一の資料によって選抜ができるため、普通科と外国語コース相互に第2志望を認めている。美術科・音楽科・書道科は、普通科への第2志望が認められている。また、普通科から書道科への第2志望については、すべての学科・コースの選抜を終えたのちに、第2志望に準じる志望を認めている。
そのため入試では、第1志望の学科に落ちても、第2志望の学科に合格する可能性がある。
芸術系の美術科、音楽科、書道科の3学科では実技試験が行われる。
国際交流
- オーストラリア姉妹校と交流
- 1999年からオーストラリア・クイーンズランド州の姉妹校キャベンディッシュロード・ステート・ハイスクール(Cavendish Road State High School)と長期交換留学制度を締結した。毎年1 - 2名、学校間で留学生の交換を行っている。
- また2年に1度、夏休み中に生徒約30名が姉妹校を2週間訪問している。対象は外国語コースの生徒が主体だが、全校生徒にも希望者を募っている。隔年で姉妹校生徒が本校を訪れ、交流も深めている。
- 日台友好親善訪問
- 書道科の生徒を中心に、友好親善訪問団を中国に派遣してきたが、行き先を台湾に変え、隔年の夏休みに希望者を募り、5日間の日程で親善訪問を実施している。
- ヨーロッパ研修旅行
制服
男子は上下が紺色のブレザーで、ネクタイは青色。女子は上下が紺色のブレザーで、リボンや装飾は一切なくシンプルなものとなっている。
クラブ
プール施設がないため、水泳部はない。また、バレーボール部は女子のみで、男子は活動していない。
書道科があるため書道部は強豪で、高校生国際美術展(書道の部)で2008年から2015年まで連続して団体で最優秀校賞に輝いた。個人では、チャールズ皇太子賞・内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・外務大臣賞など多数受賞している。 その他、全国高等学校総合文化祭では2度の文部科学大臣賞や文化庁長官賞、奨励賞をはじめとした上位賞、弘法大師奉賛高野山競書大会では最高賞である弘法大師賞を2度受賞、独立行政法人国立青少年教育振興機構主催の全国青少年書き初め大会においても個人、団体ともに文部科学大臣賞に輝くなど、名実ともに書道において強豪校である。
- 運動部
- 硬式テニス部(男・女)
- バドミントン部 (男・女)
- バスケット部(男・女)
- サッカー部
- 弓道部 (男・女)
- バレー部(女)
- ソフトボール部
- 野球部
- 剣道部 (男・女)
- 卓球部 (男・女)
- 陸上部 (男・女)
- 文化部
交通
最寄駅から遠いため、公共交通アクセスはあまり良くない。