地獄谷 (登別市)
概要
地獄谷は活火山「俱多楽」の西麓にあり、大湯沼や日和山とともに後カルデラ火山の「登別火山」を構成している[1]。地獄谷の直径は約450 m、面積は約11 haあり、高温の噴気・熱水活動が続き登別温泉の源泉になっている。支笏洞爺国立公園の「特別保護地区」に指定されている[2]。
遊歩道を整備しており(冬季通行止め)、夜間は「鬼火の路」としてライトアップしている。また、自然公園財団による「登別温泉パークサービスセンター」があるほか[3]、5月から10月までは「登別市観光ボランティアガイド会」が観光客向けに周辺を案内する活動を行っている[4]。
- 地獄谷
- 地獄谷
- 地獄谷
- 地獄谷
- 地獄谷
- 地獄谷
- 鉄泉池へ接続する遊歩道
- ライトアップした遊歩道
歴史
約15,000年前に「俱多楽」西麓で始まった火山活動により日和山に溶岩ドームが形成された[5]。約8,000年前から水蒸気噴火を繰り返したことにより大湯沼や地獄谷が形成された[5]。最新の噴火は日和山—大湯沼—裏地獄火口列で発生しており、約200年前の活動と推定している[5][6]。2015年(平成27年)10月1日から噴火警戒レベルの運用を開始した[7]。
選定
地獄谷が舞台(ロケ地)となった作品
詳細は「登別温泉#登別温泉が舞台(ロケ地)となった作品」を参照
脚注
- 俱多楽.
- “支笏洞爺国立公園(支笏・定山渓・登別地域)” (PDF). 北海道地方環境事務所. 環境省. 2017年10月3日閲覧。
- “登別温泉”. 自然公園財団. 2017年10月3日閲覧。
- “登別市観光ボランティアガイド会”. 日本観光振興協会. 2015年4月13日閲覧。
- 気象庁.
- 地質調査総合センター.
- (PDF)『倶多楽(くったら)の噴火警戒レベルの運用を開始します』(プレスリリース)気象庁、2015年9月18日 。2017年10月3日閲覧。
- “かおり風景100選一覧表”. 環境省. 2017年10月3日閲覧。
- “北海道遺産「登別温泉地獄谷」”. 北海道遺産協議会. 2014年5月15日閲覧。
- “日本美しの森 お薦め国有林 一覧” (PDF). 林野庁. 2017年10月3日閲覧。
参考資料
- “俱多楽”. 気象庁. 2017年10月3日閲覧。
- “倶多楽・登別火山群”. 産業技術総合研究所地質調査総合センター. 2017年10月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
観光
- 登別国際観光コンベンション協会
- 登別国際観光コンベンション協会 (noboribetsuonsen) - Facebook
- えんまちゃんねる 登別国際観光コンベンション協会 - YouTubeチャンネル
防災
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