四方町

四方町（よかたまち）は、かつて富山県婦負郡にあった町。

現在は、富山市の一部。

地理

古くから栄えてきた港町であり、北側は富山湾に面する。

1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行に伴い婦負郡四方町、西岩瀬町、北窪村、四方新村の区域をもって四方町が発足。当時の戸数は1,150戸、人口5,012人（男性2,471人、女性2,541人）[1]。
1908年（明治41年）5月25日 - 町会において、町役場の庁舎を新築するため、大字四方中坪の地（旧恵比須宮跡）の敷地を借り上げる決議を可決[1]。
1910年（明治43年） - 同地において2階建て69坪の庁舎を建築し、階下に事務所、階上を議会室に充当[1]。
1944年（昭和19年）2月 - 西岩瀬の旧永守銀行の建物を買い受けて、同地に町役場を移転[1]。
1954年（昭和29年）3月30日 - 婦負郡倉垣村・八幡村と新設合併し和合町が発足。同日四方町廃止。和合町役場が旧八幡村役場に設置されたため（後に旧四方町西岩瀬に移転[2]）、旧四方町役場は1957年（昭和32年）4月に廃止されるまで、和合町役場の支所として使用されていた[1]。