唐絵
概要
元々は 舶載された中国の絵画のことを指す呼び方であったが、平安時代に日本で描かれはじめた「大和絵」をはじめとする、中国風の画法によって中国風の風物(旧来の仏画など)などを描いたものを、「唐絵」と呼ぶようになった[1]。また、 中国伝来の水墨画が主体の宋元画などのことを、室町時代には「唐絵」と呼んだ。しかし江戸時代になると、狩野派の影響で、日本人に影響を与えた中国の絵画のことを、「漢画」と呼ぶことが多くなった[1]。
脚注
- “唐絵(からえ)”. verdure.tyanoyu.net. 2020年12月6日閲覧。
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