台中清真寺
台中清真寺(たいちゅうせいしんじ; 中国語: 臺中清真寺; 拼音: )は台湾の台中市、南屯区にあるモスクで[2][3]、これは台湾で4番目に建設されたモスクにあたる。台中モスクとも呼称される。
台中清真寺 臺中清真寺 | |
---|---|
台湾における位置 | |
基本情報 | |
所在地 | 台湾 台中市 南屯区[1] |
座標 | 北緯24度08分10.05秒 東経120度38分57.96秒 |
宗教 | イスラム教 |
建設 | |
形式 | モスク |
様式 | イスラム建築 |
完成 |
1951年(初代) 1990年8月(2代目) |
建設費 | 54,000米ドル |
建築物 | |
正面 | 東 |
ドーム数 | 1 |
ミナレット数 | 2 |
歴史
1949年に国共内戦の終結とともに中国本土から逃れてきた国民政府のムスリムの一部は、彰化市の田中鎮に居住していた。彼らはいくつかの家に集まって礼拝をおこなっていた。ムスリムが増加すると、それらの家に全員が入ることは不可能になっていき、モスクの必要性が生じた。
活動
モスクでは毎日5回の礼拝が行われている。図書館は、一般の人々にイスラム教について広く知ってもらうための活動を主催するさいに使用されている[6]。
1997年、ミャンマー出身でエジプトのカイロにあるアズハル学院でイスラム法学を学んだ閃耀武がイマームになった。彼の任務は教務と宣教師活動を行うことで、在任中、彼は4年間で50回以上もの金曜礼拝を行い、その説教の一部を本にして台湾中のモスクへ送った。
2003年、サウジアラビアのメディナ大学を卒業した保孝廉が副会長になった。彼は教務を担当し、若い台湾人ムスリムに、休日と週末にはモスクへ来てクルアーンとアラビア語を学ぶように勧めた。それによって、台中のムスリムのイスラーム文化への理解は高まったと言われる[7] 。
建築
1990年からの再建で、モスクは3階建てとなり、売店、イスラム料理レストラン、イマームの寮、教室、ムスリム墓地などが増設された。
脚注
- “taichung mosque - Google Maps”. Maps.google.com (1970年1月1日). 2014年4月21日閲覧。
- Islamic and Culture Association (2011年3月14日). “Islam and Culture Association (ICA) 伊斯蘭文化社: Masjid in Taichung” (英語). Ica-chu.blogspot.com. 2014年4月21日閲覧。
- “Taichung Mosque, Taichung, taiwan 514, Taiwan - Islamic Centers, Masjids Mosques, Muslim Owned Businesses, Islamic Schools and Colleges” (英語). Islamicfinder.org (2012年3月3日). 2014年4月21日閲覧。
- No. 12, Lane 165, Zhongxiao Rd, Nan District (1970年1月1日). “台灣台中市南區忠孝路165巷12號 - Google Maps”. Maps.google.com. 2014年4月21日閲覧。
- “以信仰之名∼穆斯林的生活與文化”. Library.taiwanschoolnet.org. 2014年4月21日閲覧。
- Underwood, Laurie (1992年5月1日). “Building Faith”. Taiwan Today. 2014年8月22日閲覧。
- “Taichung Mosque - 台灣大百科全書 Encyclopedia of Taiwan”. Taiwanpedia.culture.tw. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月21日閲覧。
- “台中清真寺獲綠屋頂貢獻奬 中國宗教徒協會10日參訪” (中国語). 暢NEWS (2020年9月10日). 2020年9月26日閲覧。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.