創建 (大阪市中央区)
株式会社創建(そうけん)は、御堂筋沿いに面した大阪市中央区淡路町に本社を置く会社である。以下の事業を行っている[1]。
- 建売住宅・マンション等の販売
- オフィスビル商業施設等の賃貸
- 建築総合請負
- 設計管理に関する業務
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒541-0047 大阪府大阪市中央区淡路町3-5-13 創建御堂筋ビル5 階 |
設立 | 1986年9月4日[1] |
業種 | 不動産業 |
法人番号 | 1120001056359 |
代表者 | 代表取締役会長 吉村 孝文 |
資本金 | 8,000万円 |
売上高 | 157億円(2013年5月期) |
従業員数 | 57名 |
主要子会社 | 小林住宅 |
関係する人物 | 吉村忠士 |
外部リンク | https://www.k-skn.com/ |
特記事項:1983年3月1日に「創建企画」として創業[1][2] |
概要
これまでの代表的な分譲地としては、三世代共生の街「ルナ∞ヴィータ」(一戸建て87戸、マンション258戸、老人ホーム98室)があげられ、そのコンセプトについては、これからの分譲事業へのあり方が示されている。一戸建て供給実績6,384戸、マンション供給実績3,257戸(2019年3月現在)。
創建グループの木の城たいせつでは、2019年3月15日に「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)2019」の準グランプリ「国土強靱化担当大臣賞」を「地震被害神社の建て替え、寄贈による地域復興プロジェクト」で受賞した[3][4]。
2023年5月外壁塗装の新サービス「創建ペイント」の提供を開始。
取引金融機関など
都市銀行であるみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行を含む、36金融機関を取引金融機関としている[1]。
都市銀行以外の取引金融機関や主要取引先については、公式サイトの会社概要に記載がある。
報道
2016年(平成28年)には、「西宮こしき岩アスベスト裁判原告団」38名により、株式会社創建・解体を実施した建設会社・西宮市を被告として、2013年6月から10か月間にわたり実施された夙川学院短期大学こしき岩キャンパス跡地での校舎の解体工事により、周辺にアスベストが飛散した問題の全容解明と責任追及を求めるための損害賠償請求訴訟を提起された[5][6][7]。
2019年4月16日の神戸地裁判決では、原告住民への損害賠償は棄却した[7][6][8]。杜撰な解体でアスベストが飛散したことを認め、監督責任のある西宮市の怠慢を批判した[7][6][8]。解体した建設会社については、基準通りに工事を行わなかったという違法行為があることは認めた[7][6][8]。測定結果で具体的な数値が出ていないとして損害賠償は認められなかった[7][6][8]。解体を依頼した創建については「改正前大気汚染防止法のもとでは、解体業者が工事に責任を持つことが前提」として、義務違反をみとめなかった[7][6]。住民側は控訴を行わなかった[7][9]。
参考文献
- 会社概要
- 沿革
- 過去の受賞団体の中にある資料、ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)2019 受賞者紹介 レジリエンスジャパン推進協議会
- 神社仏閣再建プロジェクト 木の城たいせつ
- 石綿 短大跡地周辺住民38人が提訴 神戸地裁 毎日新聞 2016年7月27日
- 西宮こしき岩アスベスト訴訟 市の責任を一定認める判決 原告の求めは棄却 兵庫県保険医協会 環境・公害対策部だより 2019年5月25日
- 西宮市の解体工事でアスベストまき散らす…市は当初「ない」と強弁、市民が中皮腫の恐れ Business Journal 2019年5月15日
この記事では『創建(神戸市)』との記載があるが、『創建 夙川学院短大跡地でマンション開発(建通新聞 2014年9月5日)』や『西宮市に延べ3・2万平方㍍の大規模マンションを建設/15年3月以降に新築工事に着手/創建(建設ニュース 2014年9月13日)』に、本記事の創建が開発する旨の記載がある。 - 短大跡石綿飛散、損害賠償請求を棄却 飛散は認定「西宮市対応妥当欠く」 毎日新聞 2019年4月16日
- 校舎解体工事の石綿飛散訴訟 住民控訴せず 西宮 神戸新聞 2019年5月8日