前田良三

前田 良三（まえだ りょうぞう、1955年 - ）は、日本のドイツ文学者。哲学博士（ボン大学）。立教大学名誉教授。

経歴

1979年東京大学文学部独文科卒業、82年同大学院修士課程修了、東京大学文学部助手、1984年埼玉大学教養学部専任講師、85年助教授、1993年一橋大学法学部助教授、1995年～2020年立教大学文学部教授。哲学博士（ボン大学）。2021年立教大を定年、名誉教授。同年『ナチス絵画の謎――逆襲するアカデミズムと「大ドイツ美術展」』で吉田秀和賞受賞[1]。

著書
  • Mythen, Medien, Mediokritaten : zur Formation der Wissenschaftskultur der Germanistik in Japan. Fink, 2010.
  • 『可視性をめぐる闘争 戦間期ドイツの美的文化批判とメディア』三元社 2013年
  • 『ナチス絵画の謎――逆襲するアカデミズムと「大ドイツ美術展」』みすず書房 2021年

共著
  • 『身につくドイツ文法』高木葉子共著 郁文堂 2003
  • 『身につくドイツ語・初級』高木葉子共著 郁文堂 2006
  • Schriftlichkeit und Bildlichkeit : visuelle Kulturen in Europa und Japan, 高橋輝暁、Wilhelm Vosskamp, Hrsg. W. Fink, 2007.
  • 『纏う 表層の戯れの彼方に』大宮勘一郎・神尾達之・嶋田由紀・廣瀬浩司・柳橋大輔共著 水声社 2007

翻訳

脚注
  1. “吉田秀和賞に前田良三さん”. 時事通信 (2021年11月2日). 2021年11月11日閲覧。

参考
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