刻
刻(こく)は、漢字文化圏で使用される時間・時刻の単位である。様々な長さの「刻」があり、同じ時代の同じ地域でも、複数の「刻」が並用されていた。1日を何刻に分けるかが同じでも、定時法と不定時法の違いもある。
「刻」という名称は、漏刻(水時計)の刻み目に由来する。
中国
日本
1日=100刻
日本では、100分割の刻は天文や暦学の分野で使用され、不定時法が採用されてからも等分のままであった。また、暦にも、100等分の刻で表した昼間の長さが記入されたものがあった。それによれば、春分・秋分には昼の長さが50刻、冬至には40刻、夏至には60刻となる。
出典
- “日本中世の日月食データの吟味と地球自転”. 2013年11月5日閲覧。
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