切支丹坂
概要
切支丹坂の場所は多数あり、[1]どの坂が真の切支丹坂か、未だにわかっていない。
- 庚申坂(こうしんざか) / 切支丹坂(きりしたんざか)
- 別名・切支丹坂と呼ばれている庚申坂は、昔坂下に庚申の碑があったことから名付けられた。場所は、小日向4丁目と春日2丁目の間に位置する。文京区教育委員会の坂案内板によると、「小日向第六天町の北、小石川同心町の界を東より西へ下る坂あり………略………この坂を切支丹坂というは誤りなり。本名 "庚申坂" 昔、坂下に庚申の碑あり……… (一部省略) キリシタン坂はこの坂の地下鉄ガードの向側の坂のことである。 ………両側の藪の間を上る坂あり………これが真の切支丹坂なり」と記されている。つまり文京区教育委員会によると、真の切支丹坂は東京メトロ丸ノ内線のトンネル出たところにあると記されている。しかし、天保時代の地図を見ていると今の庚申坂の坂名が「キリシタンザカ」と記されている。そのため、庚申坂が真の切支丹坂と言われている。
脚注
- 切支丹坂考松本崇男、坂学会
- 一高史談会「大東京史蹟案内」(昭和7年)
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