六本木五丁目西地区

六本木五丁目西地区(ろっぽんぎごちょうめにしちく)は東京都港区の再開発地区。デベロッパーは森ビル住友不動産[1]

概要

2006年10月に鳥居坂西地区安全安心まちづくり協議会として発足、そこから2年半後の2008年3月に六本木五丁目西地区市街地再開発準備組合が設立された[2]

2023年6月24日に公開した説明動画によれば、六本木五丁目西地区のおよそ8ヘクタールの区域を5つの街区に分けて、隣接する六本木ヒルズの総延べ面積であるおよそ76万平方メートルを上回るおよそ108万平方メートルの総延べ面積で一連の施設群の整備を行う[1]

このうち、A街区はビルの高さが327メートルで、地下8階・地上66階建てとなり、その低層部には、商業施設やMICE施設を整備し、最高層部に展望施設・文化施設、それに、ホテルを設け、その間にオフィスを設ける[1]。また、このA街区は六本木交差点と東京メトロ六本木駅に面しているため、この街区に災害が発生した際の帰宅困難者のための滞留空間や歩行者のための導線を設置する[3]

B街区では、地下5階・地上70階建てで288メートルの高さになる共同住宅を建設し、C街区では、学校などを整備し、D街区では、登録有形文化財に認定されている「国際文化会館」を保全し、E街区では、共同住宅や店舗がテナントとなる施設を整備するという[1]

脚注

  1. 六本木五丁目西地区再開発(東京都港区)、総延べ108万平米施設群整備/準備組合」『日刊建設工業新聞』、2023年6月27日。2023年6月27日閲覧。
  2. 六本木五丁目西地区再開発/総延べ100万㎡超 25年度着工」『建設通信新聞』、2023年6月27日。2023年6月27日閲覧。
  3. 林芳樹「六本木が大きく変わる “第2六本木ヒルズ”2030年竣工」『WWD』、2023年6月26日。2023年6月27日閲覧。

関連項目

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