佐武一郎

佐武 一郎(さたけ いちろう、1927年 - 2014年10月10日)は、日本数学者山口県出身。カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。東北大学名誉教授。理学博士。 専門は微分幾何学代数群佐武同型(Satake isomorphism)、志村多様体の佐武コンパクト化、ディンキン図形の一般化である佐武図形(Satake diagram)、保型形式のL-函数のオイラー積における佐武パラメーターなどで知られる。著書の『線型代数学』は線型代数学の入門書として有名であり[1]、現在でも広く読まれている。

略歴

著書・訳書

  • 『線型代数学』
  • 『線形代数』
  • 『現代数学の源流』
  • 『リー群の話』
  • 『リー環の話』
  • 『代数学への誘い』
  • 『ケーラー多様体入門』(アンドレ・ヴェイユの著書の小林昭七との共訳)

脚注

  1. 2006年に日本数学会出版賞を受賞している。日本数学会の記事
  2. 博士論文書誌データベースによる

外部リンク

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