五ヶ谷宏司
五ヶ谷 宏司(ごかや こうじ、1988年2月22日 - )は、日本の元陸上競技選手。専門は長距離走・マラソン。千葉県我孫子市出身。身長:161cm、体重:46kg。専修大学松戸高校、専修大学卒業。JR東日本ランニングチームに所属していた。
| ||||
---|---|---|---|---|
選手情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
種目 | 長距離走・マラソン | |||
所属 | JR東日本 | |||
生年月日 | 1988年2月22日(34歳) | |||
出身地 | 千葉県我孫子市 | |||
5000m | 14分18秒64 | |||
10000m | 28分58秒84 | |||
ハーフマラソン | 1時間02分52秒 | |||
マラソン | 2時間09分21秒 | |||
編集 |
略歴
中学時代はサッカー部に所属。駅伝大会に助っ人として出場したことをきっかけに、専修大学松戸高校入学後、本格的に陸上を始める。 高校卒業後は専修大学に進学。当初は4年生で箱根駅伝に出場できればという考えだったが、当時専修大学のエースであった座間紅祢(専修大学→日清食品グループ)と寮で同室になったことで、座間から刺激を受け意識が変わり、結果として4年連続で箱根駅伝に出走することとなった[1]。 大学卒業後は競技を継続するか迷ったが、当時JR東日本ランニングチームに所属していた藤原新と共に練習がしたいという理由から、JR東日本入社を決めた。(しかし、藤原新は五ヶ谷の入社と入れ替わりに、プロランナーになるためJR東日本を退社した。) JR東日本では1年目からマラソン練習を始め、2011年3月のびわ湖毎日マラソンでマラソンデビュー。2時間12分07秒という記録でゴールし、新人賞を獲得。その後も積極的にマラソンに取り組み、2011年10月のシカゴマラソンでは日本人トップの7位入賞。2013年8月の北海道マラソンで優勝し初タイトル獲得。2015年2月の東京マラソンでは2時間09分21秒を記録し、自身初のサブテンを達成した。同年9月のベルリンマラソンで日本人トップの好成績を収めたのち、ニューバランスジャパンとアスリート契約を結んだ。[2] 2020年3月31日を以て、JR東日本を退社[3]。ジュニアランニングチームを運営する傍ら、専修大学陸上競技部にてコーチを務める。
マラソン全成績
年 | 施行日 | 大会 | 順位 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2011年 | 3月6日 | 第66回びわ湖毎日マラソン | 10位 | 2時間12分07秒 | 初マラソン |
10月9日 | 2011シカゴマラソン | 7位 | 2時間12分15秒 | 日本人1位 | |
2012年 | 2月26日 | 東京マラソン2012 | 26位 | 2時間16分09秒 | |
2013年 | 8月25日 | 2013北海道マラソン | 優勝 | 2時間14分26秒 | マラソン初優勝 |
12月1日 | 第67回福岡国際マラソン | 25位 | 2時間23分00秒 | ||
2014年 | 10月26日 | フランクフルトマラソン2014 | 12位 | 2時間11分43秒 | |
2015年 | 2月22日 | 東京マラソン2015 | 11位 | 2時間09分21秒 | 日本人3位 |
9月27日 | 第42回ベルリンマラソン | 9位 | 2時間10分58秒 | 日本人1位 | |
2016年 | 2月28日 | 東京マラソン2016 | 40位 | 2時間21分05秒 | |
10月9日 | 2016シカゴマラソン | 9位 | 2時間14分34秒 | 日本人2位 | |
2017年 | 2月26日 | 東京マラソン2017 | 22位 | 2時間13分52秒 | |
9月24日 | ベルリンマラソン2017 | 13位 | 2時間14分28秒 | ||
2018年 | 12月2日 | 第71回福岡国際マラソン | 11位 | 2時間12分23秒 | |
出典
- 「脚が壊れても」。五ヶ谷宏司の東京マラソンにかける思い|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Other
- ニューバランスジャパンが五ヶ谷 宏司選手とアスリート契約を締結 [株式会社ニューバランス ジャパン] - News2u企業リリース - 朝日新聞デジタル&M
- 引退選手および新加入選手・新スタッフのお知らせ