中央競馬実況中継 (STVラジオ)

中央競馬実況中継（ちゅうおうけいばじっきょうちゅうけい）はSTVラジオが毎週土曜・日曜日に放送している中央競馬中継番組である。

中央競馬実況中継
ジャンル スポーツ中継番組
放送方式 生放送
放送時間 土曜日・日曜日を中心とした中央競馬開催日　15時台
放送局 STVラジオ
パーソナリティ （本文参照）
特記事項：
土曜：「明石のいんでしょ大作戦!」、日曜：「草野あずみのハッピー競馬」、祝日などの平日：「まるごと!エンタメ〜ション」の番組内で中継。夏季の函館・札幌開催時は自社制作を行い、それ以外の時期はアール・エフ・ラジオ日本（土曜日）、ニッポン放送（日曜日）、MBSラジオ（土曜・日曜とも。土曜日はラジオ関西からの受託制作）のネット受け。

概要

東西主場のメインレースをネット受けする他、6月から9月にかけて行われる北海道開催分（函館競馬場・札幌競馬場）の準メイン・メインレースを自社制作・中継し放送する。

土曜・日曜14時・15時台に放送される自社制作のワイド番組（土曜：「明石のいんでしょ大作戦!」、日曜：「イイ加減にしろっぷサンデー[1]」・2023年4月以降「草野あずみのハッピー競馬」）の内包番組として放送される。但しいずれも各レースそれぞれ発走直前から放送される内包コーナーとして放送され、レース実況のみの放送となる。当日放送された全レースの結果と払戻金については当番組終了後の16時台の自社制作のワイド番組のスタジオにてまとめて伝えられる。

1月5日の中山金杯・京都金杯開催日や12月28日のホープフルステークス開催日、月曜日や金曜日の祝日など3日間開催などで平日に中央競馬が開催される場合、当日行われるメインレースを中心に当番組が放送される。この場合でも、通常平日15時台の自社制作のワイド番組（現在はまるごと!エンタメ〜ション）の内包番組として放送される[2]。

ネットワーク

通常は土曜日の東日本主場メインレースはラジオ日本（RF）、関西開催分をラジオ関西（CRK：MBSと提携）、日曜日が関東開催分をニッポン放送（LF）、関西開催分をMBSラジオ（MBS）のネットを受けて放送する。

STV制作の実況は重賞競走であれば、土曜日がラジオ日本[3]へ、日曜日は自社放送分をニッポン放送へネットし、ラジオ日本へは裏送りを行う。ただし、ニッポン放送がネット受けしない場合、ラジオ日本に自社放送分をネットする[4]。

詳細は「ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継#第三場」および「日曜競馬ニッポン#メインレースのネット受け」を参照

なお、8月札幌開催のワールドオールスタージョッキーズ当日はラジオ日本・MBSラジオが現地から自社制作を行うことがあり、この場合はSTVラジオが技術協力する。

東日本主場

東京・中山が該当。両局は夏季福島・新潟開催時も自社制作を行うが、当番組ではRFC・BSNからネット受け。

西日本主場

京都・阪神、夏季開催や両競馬場代替開催時の中京・小倉が該当。2019年より、第3場開催としての小倉開催もMBSが制作。

  • ラジオ関西（CRK、『GOGO競馬サタデー!』：MBSラジオと提携）
    • 土曜日の北海道開催期間外のメインレースのみネット受け。
  • MBSラジオ（MBS、『GOGO競馬サンデー!』）
    • 北海道開催期間外は日曜日のメインレースのみネット受け。北海道開催期間内は日曜日の重賞レースなど主要メインレースのみネットを受けて放送する（週によっては東日本主場と同じく重賞レースが組まれても放送されない場合がある）。
「GOGO競馬サンデー!#ネット局」も参照

放送されるレース

土曜日と日曜日、並び平日開催時では放送されるレースの数が異なる。下記に示す。

北海道開催以外
  • （土曜日・平日開催時）関東と関西の各メイン競走を放送。第3場で重賞が行われる場合はそのレースを放送することがあり、関東・関西の各メイン競走どちらかはネットしない。平日開催時も同様。
    • 一例として、2022年4月23日は、福島（福島牝馬ステークス）と東京の各メイン競走をネットし、阪神のメイン競走はネットしなかった[5]。
  • （日曜日）関東の準メイン競走及びメイン競走、関西メイン競走を放送[6]。第3場で重賞が行われる場合は、関東・関西・第3場の各メイン競走を放送。
北海道開催時
  • （土曜日）札幌・函館のメインとその前の競走（※）を放送
    • （※）第10競走・第11競走を放送[7]。
  • （日曜日）札幌・函館で行われる後半2レース（※）、東日本主場（東京・福島・新潟）、西日本主場（阪神・中京・小倉）のメイン競走（主に重賞競走）を放送。3レースまでの放送であるが、札幌・函館のレースが優先される。このため、当日東西主場両方で重賞競走が行われる場合でも、東日本主場のレースのみ放送。
    • 一例として、2022年8月14日は札幌第10・11競走を中継し、関屋記念（新潟）をネット。小倉記念はネットしなかった[8]。
    • （※）第10競走・第11競走を放送[9]

2022年現在、中継するレースの数は北海道開催の有無に関わらず、土曜日は2レース。日曜は3レースとなっている。

北海道開催時の実況担当

2名がレース前の進行と実況担当に分かれて、中継を行う。ニッポン放送、RFラジオ日本への二重制作がある場合、自社分の進行担当がRF向けの実況を兼務する[10]。

  • 溝渕信（イメージランド所属）
    • STVだけでなく、在道各局を中心にラジオ・テレビ番組等の制作請負を行う会社に所属し、本職はディレクター。他局へネットする場合は便宜上「STVラジオの溝渕信アナウンサー」と紹介される。
    • 1989年から1991年にかけて、平日夜ワイド時間帯で放送された『夜は金時』に覆面パーソナリティ『ミスターSHINN』として出演。競馬ゲームを使って実況の真似事（「夜金エキサイト競馬」）がきっかけで、番組終了後の1993年頃から正式に中央競馬中継を担当する。
  • 太田裕士（オフィスボイス所属）
過去

脚注
  1. 2023年4月9日以降は日曜14時台に関東の準メインや札幌・函館10レースが行われる場合のみ中継を実施。
  2. 結果と払戻金については平日16時台の吉川のりお スーパーLIVEにてお伝えする。
  3. 函館2歳ステークスと札幌2歳ステークスが該当。
  4. ニッポン放送は夏季福島と新潟開催時のみネット受けする。2020年まではメインレースが特別競走でもネット受けしていたが、2021年は札幌記念を除いた日曜の重賞競走でLF・RF両局へサイマル放送が行われた。2022年の函館記念から、重賞競走に限って二重制作が再開されている
  5. 4月23日(土)・24日(日)放送 ｜ 中継レース日程 ｜ 中央競馬実況中継 ｜ ＳＴＶラジオ - STVラジオホームページ。2022年4月22日投稿。
  6. 2012年3月25日までは関東の最終競走もニッポン放送から裏送りを受けて放送していた。
  7. 2010年まで薄暮開催時は第8競走・第9競走
  8. 8月13日(土)・8月14日(日)放送 ｜ 中継レース日程 ｜ 中央競馬実況中継 ｜ ＳＴＶラジオ - STVラジオホームページ。2022年8月12日投稿。
  9. 2011年までは最終競走を含む。2010年まで薄暮開催時は第8競走〜第10競走
  10. 日曜日の重賞開催日が該当。2021年は札幌記念のみだった。

関連項目

外部リンク
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