メルセデス・ベンツアリーナ
メルセデス・ベンツアリーナ(英: Mercedes Benz Arena、中: 梅赛德斯-奔驰文化中心)は、中華人民共和国・上海市の「上海世博園」跡地にあるアリーナ。2010年4月30日の上海万博開会式でこけら落とされた。旧称は上海万博文化センター(Shanghai World Expo Cultural Center)。当初の名称は「上海万博演芸センター」となる予定であった[1]。
メルセデス・ベンツアリーナ 梅赛德斯-奔驰文化中心 | |
---|---|
| |
施設情報 | |
位置 | 北緯31度11分29秒 東経121度29分22秒 |
起工 | 2007年12月30日 |
開場 | 2010年4月30日 |
運用者 | AEG |
旧称 | |
上海万博文化センター | |
使用チーム、大会 | |
上海国際博覧会(開会式他) | |
収容人員 | |
18,000 |
概要
万博文化センターは最大18,000席収容で、北京市の国家体育館と並び中国最大級の屋内アリーナである。
万博終了後はドイツの自動車メーカーであるダイムラーが10年契約の命名権を取得し、同社の高級車ブランド「メルセデス・ベンツ」にちなんで、「メルセデス・ベンツアリーナ」に変更された。中国国内で命名権を採用されるのは西安市にある陝西省体育場、青島市にある国信体育館に次いで3例目となる。
万博を記念するイベントの一環として、2010年6月13日にSMAPによるファンの集いが予定されていたが、来客者殺到による安全確保が懸念されて、開催中止となった[2][3]。
2014年8月26日にボブ・アラムのトップランクがマカオの定期興行以外で初めて中国本土でイベントを開催した(現在はリ・シェン率いるセカ・エンターテインメントが毎月金曜と土曜(月に1度だけ)に連続で小規模なイベントを開催している)。
2019年10月25日、26日には乃木坂46が日本人グループ初となる2Days公演を実施した。
主な開催イベント
- 2010年
- 2013年
- NBAプレシーズンゲーム ロサンゼルス・レイカーズ vs ゴールデンステート・ウォリアーズ、東京ガールズコレクション
- 2014年
- WBA世界ライトフライ級暫定王座決定戦ランディ・ペタルコリン VS ワルテル・テージョ
ライブ・コンサートなどを開催した主なアーティスト
- 2011年
- スーパージュニア、イーグルス、アッシャー、クインシー・ジョーンズ、MC HotDog、ジェームス・ブラント、エイコン、東方神起
- 2012年
- 2013年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 米津玄師、花澤香菜、SawanoHiroyuki[nZk]、乃木坂46、SEKAI NO OWARI
出典・脚注
- 万博演芸センターが、「万博文化センター」に改称 上海万博公式サイト
- 日本スーパー人気グループ「SMAP」上海万博ファンの集い
- SMAP「つらい」上海万博イベント中止 サンケイスポーツ 2010年6月5日付
- “EXO、上海コンサートも大盛況!人気グローバルスターの止まらない疾走”. kstyle.com (2014年7月20日). 2017年9月27日閲覧。
- “EXO、上海コンサートに2万人の観客熱狂!中国のトップスターも公演を観覧”. Kstyle (2015年6月1日). 2017年11月14日閲覧。
- ラブライブ!公式による2016年1月31日のツイート、2018年2月9日閲覧。
- “KING SUPER LIVE 2018 in 上海”. 2020年2月23日閲覧。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.