上原 (竹富町)
上原(うえはら)は日本の南西諸島、沖縄県八重山郡竹富町の字。郵便番号 907-1541。
上原 | |
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北緯24度25分9秒 東経123度47分55秒 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 沖縄県 |
郡 | 八重山郡 |
市町村 | 竹富町 |
人口 (2011年(平成23年)1月31日現在) | |
• 合計 | 940人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
907-1541 |
地理
西表島西部地区の中心地に当たり、船浦湾の沖合に浮かぶ鳩離島も字上原に含まれる。かつては船浦湾で島の東西が分断されていたが、1976年に船浦橋が開通して沖縄県道215号で東部地区との自動車での往来が可能になった。東部の大原港(字南風見)と同様、上原港も石垣島とのフェリー・高速船が発着するが冬季は海が荒れて欠航になりやすく、その場合は代替バスで大原港への送迎が行われる。
隣接する高那や祖納と並んで宿泊施設やリゾート施設が多く、レンタカー営業所や土産物屋などが多く立ち並ぶ地域である。大規模リゾート開発に対しては自然環境破壊に繋がるとの観点から拒否反応を示す住民も多く、2004年開業の西表サンクチュアリーリゾートニラカナイ(現星野リゾート 西表島ホテル)に対しては大規模な建設反対運動が行われた。
集落は沖縄県道215号線沿いに東から船浦・上原・中野・住吉・浦内の5地区に分かれており、かつては大字上原の下にこれらの集落が小字として置かれていた。現在は小字を廃止して番地表示が実施されている。
歴史
琉球王国時代は当初、祖納に置かれた番所の監督下とされ後に現在の字西表に当たる地域が分割されて上原村となったが1771年に西表島を襲った明和の大津波で甚大な被害を受け、その後も沖合の鳩間島からの出作奨励や黒島からの移住が計られたがマラリアの流行などで1893年には船浦が[1]、1909年には上原が廃村となった。その後、入植が再開され現在では西表島西部地区の中心地となっている。
施設
- 上原港
- 竹富町役場西表西部出張所
- 竹富町立上原小学校
- 竹富町立船浦中学校
外部リンク
- カンピラ荘のトップページ - 西表島にある民宿カンピラ荘のサイト、西表島の詳細な情報が掲載されている。
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