ヴイエ (ヴィエンヌ県)

ヴイエVouillé)は、フランスヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ヴィエンヌ県コミューン

Vouillé

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏
(département) ヴィエンヌ県
(arrondissement) ポワティエ郡
小郡 (canton) ヴヌイユ=スー=ビアール小郡
INSEEコード 86294
郵便番号 86190
市長任期 エリック・マルタン
2014年-2020年
自治体間連合 (fr) Haut-Poitou
人口動態
人口 3660人
2015年
人口密度 108人/km2
住民の呼称 Vouglaisiens ou Vogladiens[1].
地理
座標 北緯46度38分29秒 東経0度10分11秒
標高 平均:m
最低:97m
最高:155m
面積 33.95km2
Vouilléの位置(フランス内)
Vouillé
Vouillé

地理

ポワティエの西約15kmに位置する。ポワティエからパルトネーへ向かう道の南側にあり、かつてはオクサンス川の谷に隠れていたヴイエ=ラ=バタイユの村落は今や、都市化が四方に広がっている。

町を約8kmにわたってオクサンス川が横切る。

由来

コミューンの名は2つの語源からなる。『2つの溝』を意味するガリア語のvo-cladum、ガロ=ローマ語の人名Vitellius(同じ名前のローマ皇帝もいる)である。しばしばヴイエ=ラ=バタイユ(Vouillé-la-Bataille)と呼ばれるのは、507年にフランク王国クローヴィス1世西ゴート族アラリック2世に勝利したヴイエの戦いにちなんでのことである。

歴史

5世紀初め、西ゴート族はトゥールーズからボルドーへ、そしてボルドーからポワティエへと勢力を拡大し、アキテーヌを支配した。470年、西ゴート王国として独立した。西ゴート王アラリック2世はポワティエを暫定首都とした。宗教上のいさかいの後、フランク王クロヴィスは、アラリック2世が後ろ盾となっている異端アリウス派に対する十字軍を引き受けた。2人の王は3度対峙した。494年、498年、507年である。507年のヴイエの戦いで、クロヴィスは西ゴート王国に対して決定的な勝利を収めた。

1848年のフランス革命で共和政が復活すると、自由の木が植えられた。このポプラの木は1962年に嵐で引き裂かれるまで残っていた[2]フランス第三共和政時代には、さらに2本の自由の木が植えられた。革命100周年記念に植樹されたポプラ、フランス第一共和政100周年を記念して植えられたニレである[3]

人口統計

2015年時点のコミューンの人口は3660人で、2010年時点の人口と比較して2.21%増であった[4]

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2005年 2015年
1414 1456 1788 2380 2574 2774 3152 3660

参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[5]、2006年以降INSEE[6][7]

脚注

  1. Gentilé sur le site habitants.fr Consulté le 27/09/2008.
  2. Robert Petit, Les Arbres de la liberté à Poitiers et dans la Vienne, Poitiers : Éditions CLEF 89/Fédération des œuvres laïques, 1989, p. 217
  3. Robert Petit, op. cit., p. 218
  4. Population municipale légale en vigueur au 1er janvier 2018, millésimée 2015, définie dans les limites territoriales en vigueur au 1er janvier 2017, date de référence statistique : 1er janvier 2015.
  5. http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=41036
  6. https://www.insee.fr/fr/statistiques/3293086?geo=COM-86294
  7. http://www.insee.fr
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