ワールドラクロス

ワールドラクロス(World Lacrosse)はラクロスを統括する国際競技連盟。2008年に国際ラクロス連盟(ILF)と国際女子ラクロス協会(IFWLA)が合併する形で誕生した[1]。設立はニューヨークで、本部はコロラドにある。2018年11月、東京でのIOC理事会で、IOC承認団体に暫定承認[2]。2019年5月に国際ラクロス連盟(FIL)から名称変更された[3]

歴史

国際ラクロス連盟(ILF)

国際ラクロス連盟(International Lacrosse Federation、ILF)は1974年に設立され、男子世界選手権やU19世界選手権を主催していた。

国際女子ラクロス協会

国際女子ラクロス協会(こくさいじょし - きょうかい International Federation of Women's Lacrosse Associations IFWLA)は女子ラクロスを世界に普及していた競技団体。1972年に設立。2008年に国際ラクロス連盟(ILF)に吸収合併される形で国際ラクロス連盟(FIL)となった。

加盟当初はオーストラリアイングランドスコットランドウェールズアメリカ合衆国であったが、後にデンマーク香港カナダ日本チェコドイツニュージーランドも加盟している。主に女子ラクロス・ワールドカップとU-19世界選手権の開催を運営されている。いずれも4年毎の開催である。

本会員としてイロコイ連邦(ホーデノショーニー、Haudenosaunee)が加盟しており、世界で初めてファースト・ネーション先住民族)を認知した国際競技連盟となった。

加盟国・地域

本会員

準会員

その他、新興地域会員の種別もある。

主催大会

脚注

注釈

  1. ホーデノショーニー、ホデノショニ(Haudenosaunee)という名称・表記を使用することもある。またイロコイはイロコワ(仏語読み)、イラコイなどとカナ表記されることもある。
  2. 中華民国台湾

出典

  1. Logue, Brian (2008年8月13日). ILF, IFWLA Merge to Form FIL”. US Lacrosse. Lacrosse Magazine. 2008年11月13日閲覧。
  2. Logue, Brian (2018年11月30日). “Welcome to the World: IOC Recognizes FIL” (英語). US Lacrosse Magazine. https://www.uslaxmagazine.com/fuel/international/welcome-to-the-world-ioc-recognizes-fil 2019年3月5日閲覧。
  3. Mackay, Duncan (2019年5月5日). “Lacrosse launches new name and logo at SportAccord Summit as continues Olympic push”. Inside the Games. https://www.insidethegames.biz/articles/1078855/lacrosse-launches-new-name-and-logo-at-sportaccord-summit-as-continues-olympic-push 2019年5月5日閲覧。

外部リンク

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