ローズ・クリケット・グラウンド

ローズ・クリケット・グラウンド (: Lord's Cricket Ground) は、ロンドンウェストミンスター区セント・ジョンズ・ウッドにあるクリケット競技場。競技場の名は創設者であるトーマス・ロードに由来する。メリルボーン・クリケット・クラブが所有していており、イングランド=ウェールズクリケット評議会、欧州クリケット評議会の本部として機能されており、クリケットの聖地とも呼ばれる[2]

Lord's Cricket Ground
Lord's
The Pavilion in August 2017
競技場情報
所在地St John's Wood, London, England
座標北緯51.5294度 西経0.1727度 / 51.5294; -0.1727
創設1814年 (1814)
収容人数31,100[1]
オーナーメリルボーン・クリケット・クラブ
使用チーム·大会イングランド=ウェールズクリケット評議会
エンドネーム
Nursery End
Pavilion End
国際試合情報
ファーストテスト1884年21–23 July:
 イングランド v  オーストラリア
ラストテスト2021年12–16 August:
 イングランド v  インド
ファーストODI1972年26 August:
 イングランド v  オーストラリア
ラストODI2021年10 July:
 イングランド v  パキスタン
ファーストT20I2009年5 June:
 イングランド v  オランダ
ラストT20I2018年29 July:
 ネパール v  オランダ
ファーストWODI1976年4 August:
 イングランド v  オーストラリア
ラストWODI2017年23 July:
 イングランド v  インド
オンリーWT20I2009年21 June:
 イングランド v  ニュージーランド
チーム情報
Marylebone Cricket Club (1814 – present)
Middlesex (1877 – present)
2021年12 August現在
出典: ESPNcricinfo

概要

ローズ・パビリオン
1999年に完成したメディアセンター
ザ・グランド・スタンド

現在のローズ・クリケット・グラウンドは、当初の場所にあった競技場ではなく、ロードが1787年から1814年にかけて創設した3つの競技場のうちの3代目に当たる。

初代グラウンドは、今日ではローズ・オールド・グラウンドと呼ばれ、ドルセット・スクエア付近に位置していた。2代目のグラウンドは、ローズ・ミドル・グラウンドと呼ばれ、1811年から1813年まで使用されたが、リージェンツ運河の建設用地と競技場の外野部分が重複したため、用地確保のために使用が中止され、土地が収用された。そして、3代目となる現在のグラウンドは、ローズ・ミドル・グラウンドより、およそ250ヤード(230メートル)ほど北西に離れた場所に建設された。さらに10,000人多くの観客を収容する改修と新規施設の増設、およびアイスリンクの設置などを盛り込んだ大規模な再開発が計画されている。

1814年6月22日にメリル・ボーン・クリケット・クラブ対ハートフォードシャーの試合が現在の地で最初のクリケットの試合として行われて以来、クリケット・ワールドカップの決勝など主要な試合が度々催されるなど、数多くの歴史を残している。

2012年ロンドン五輪では、アーチェリー競技を実施。また、2019年のクリケット・ワールドカップの決勝が行われた。

脚注・出典

  1. Lord’s cleared to have full capacity for England-Pakistan ODI”. The Cricket Paper. 16 Aprio 2022閲覧。
  2. ローズ・クリケット・グラウンド”. JOC. 2012年6月30日閲覧。

外部リンク

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