ロバート・コエロ

ロバート・コエロRobert Coello, 1984年11月23日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ベイヨン出身の元プロ野球選手投手)。

ロバート・コエロ
Robert Coello
トロント・ブルージェイズでの現役時代
(2012年6月16日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニュージャージー州ベイヨン
生年月日 (1984-11-23) 1984年11月23日(38歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
250 lb =約113.4 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2004年 ドラフト20巡目(全体588位)
初出場 MLB/ 2010年9月6日
KBO/ 2016年4月2日
最終出場 MLB/2013年9月28日
KBO/ 2016年6月12日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

レッズ傘下時代

2004年、MLBドラフト20巡目(全体588位)でシンシナティ・レッズから捕手として指名され、8月17日に契約。

2005年は肋骨の怪我のためシーズンを全休した。

2006年3月27日に1度もプレーしないまま放出された。

エンゼルス傘下時代

2006年9月7日にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムとマイナー契約を結んだ。

2007年に捕手から投手に転向。ルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルスで20試合に登板し、1勝1敗、防御率1.37だった。10月29日にFAとなった。

独立リーグ時代

2008年に独立リーグ・ゴールデンベースボールリーグカルガリー・ヴァイパーズに入団。12試合に登板し1勝1敗、防御率5.74だった。7月3日にエドモントン・キャピタルズへ移籍。20試合に登板し2勝0敗、防御率1.78だった。

レッドソックス時代

2008年11月10日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ。

2009年はAAA級ポータケット・レッドソックスで開幕を迎え、1試合に登板。4月下旬にA+級セイラム・レッドソックスへ降格。33試合に登板し5勝3敗2セーブ、防御率2.05だった。

2010年はAA級ポートランド・シードッグスで開幕を迎え、14試合に登板。4勝1敗1セーブ、防御率3.32だった。6月にAAA級ポータケットへ昇格。18試合に登板し3勝5敗、防御率4.22だった。9月5日にメジャー初昇格を果たし[1]、翌日のタンパベイ・レイズ戦でメジャーデビュー。9点リードの7回表に登板したが、3安打3失点2四球と乱調し、1死しかとれないまま降板した。この年は6試合に登板し、防御率4.76だった。

2011年2月9日にDFAとなった[2]

カブス傘下時代

2011年2月15日にトニー・トーマスとのトレードでシカゴ・カブスへ移籍[3]。AAA級アイオワ・カブスで開幕を迎え、30試合に登板。6勝6敗1セーブ、防御率4.45だった。5月27日にDFAとなり、6月4日にAA級テネシー・スモーキーズへ降格。4試合に登板し1勝2敗、防御率3.00だった。11月2日にFAとなった。

ブルージェイズ時代

2011年12月1日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。

2012年はAAA級ラスベガス・フィフティワンズで開幕を迎え、19試合に登板。4勝1敗、防御率3.00だった。5月31日にメジャー昇格。6月7日にAAA級へ降格したが、6月16日に再昇格。6月18日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で6回2死から登板。7回裏に1失点し、これが決勝点となり初黒星を喫した。6月26日に再び降格した。7月20日に右肘の故障のため故障者リスト入りした。10月9日に故障者リストから外れ、FAとなった。

エンゼルス復帰

2013年1月28日に古巣・エンゼルスとマイナー契約を結んだ[4]。開幕をAAA級ソルトレイク・ビーズで迎え、15試合に登板。1勝0敗4セーブだった。5月11日にメジャー昇格[5]。5月18日のシカゴ・ホワイトソックス戦では1点ビハインドの5回1死から登板。1.2回を無安打無失点3奪三振に抑え、初勝利を挙げた。6月11日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りした。8月21日に60日間の故障者リストに異動。9月2日にAA級アーカンソー・トラベラーズで1試合登板した。この年はメジャーで16試合に登板し、2勝2敗1セーブ、防御率3.71だった。10月10日にFAとなった。

ヤンキース傘下時代

2014年1月8日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ[6]。7月2日に解雇となった。

ジャイアンツ傘下時代

2014年7月11日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結ぶ。

2015年2月17日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結ぶ。6月1日に契約解除条項を行使し自由契約となる。

レンジャーズ傘下時代

2015年8月11日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結ぶ。

ネクセン・ヒーローズ時代

2015年12月3日、韓国プロ野球ネクセン・ヒーローズと契約を結ぶ。先発として起用され6勝を記録したが、2016年6月16日、ウェーバー公示され退団となった。

選手としての特徴

ナックルボールのように無回転で揺れ動くフォークボールの使い手として知られる[7]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2010 BOS 600000000----265.240500510334.761.59
2012 TOR 600000101.000336.110240111009912.792.21
2013 LAA 1600002210.5007317.01418002300773.711.29
2016 ネクセン 12120006500.54527162.05064202460029263.771.48
MLB:3年 2800002311.40013229.02831701391019195.901.55
KBO:1年 12120006500.54527162.05064202460029263.771.48

背番号

  • 68(2010年)
  • 56(2012年)
  • 59(2013年)
  • 23(2016年)

脚注

  1. Red Sox select RHP Robert Coello to active roster”. MLB.com Red Sox Press Release (2010年9月5日). 2014年2月14日閲覧。
  2. Red Sox Sign Right-Handed Pitcher Alfredo Aceves To One-Year Contract; Sign Left-Handed Pitcher Dennys Reyes To Minor League Contract With Invitation To Major League Spring Training Camp”. MLB.com Red Sox Press Release (2011年2月9日). 2014年2月14日閲覧。
  3. Cubs Acquire Right-Handed Pitcher Robert Coello From Boston For Minor League Infielder Tony Thomas”. MLB.com Cubs Press Release (2011年2月15日). 2014年2月14日閲覧。
  4. Alden Gonzalez (2013年1月28日). Angels add Coello on Minor League deal”. MLB.com. 2014年2月14日閲覧。
  5. Alden Gonzalez (2013年5月11日). Angels relievers are working plenty of overtime”. MLB.com. 2014年2月14日閲覧。
  6. Joey Nowak (2014年1月29日). Yankees sign nine to Minor League deals”. MLB.com. 2014年2月14日閲覧。
  7. 月刊スラッガー『2014 MLB選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2014年、18頁頁。ISBN 978-4-905411-18-5。

関連項目

外部リンク

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