レイ・コリンズ (俳優)

レイ・ビドウェル・コリンズ(Ray Bidwell Collins、1889年12月10日 - 1965年7月11日)は、ブロードウェイ・シアターの劇場や、ラジオ映画テレビドラマで活躍した、アメリカ合衆国性格俳優。舞台では900以上の役柄をこなし、ラジオドラマの隆盛期において最も成功した俳優のひとりとなった。長年にわたりオーソン・ウェルズの友人、共同作業者であり、ハリウッドへ赴いたのもマーキュリー劇団の仲間と一緒にであったし、劇映画への初出演も『市民ケーン』における、ケーンの容赦ない政敵の役であった。コリンズは75本以上の映画に出演し、テレビでは最も広く知られることになった役柄である、長く放映された『弁護士ペリー・メイスン (Perry Mason)』の短気なトラッグ警部 ( Lieutenant Tragg) などを演じた。

レイ・コリンズ
Ray Collins
生誕Ray Bidwell Collins
(1889-12-10) 1889年12月10日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州サクラメント
死没1965年7月11日(1965-07-11)(75歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンタモニカ
墓地Forest Lawn Memorial Park (Hollywood Hills)
職業俳優
活動期間1902年 – 1964年
配偶者Margaret Marriott (1909年 – 1924年)
Joan Uron (1926年 – 1965年)

主な出演映画・テレビ

長編映画デビューのコリンズ, 市民ケーン (1941)
タイトル 備考
1941 市民ケーン ジェームズ・W・ゲティス(ケーンの政敵) 長編映画デビュー[1]
1942 偉大なるアンバーソン家の人々 ジャック アンバーソン(アンバーソン大佐の息子) [1]
1944 キュリー夫人 Lecturer's voice [1]
1945 哀愁の湖 Glen Robie [1]
1946 我等の生涯の最良の年 ミルトン氏(銀行の頭取) [1]
1949 コロラド ビッグ・エド・カーター [1]
1949 春の珍事 グリーンリーフ教授 [1]
1949 摩天楼 ロジャー・エンライト [1]
1949 女相続人 Jefferson Almond [1]
1950 サマーストック Jasper G. Wingait [1]
1954 ローズ・マリー アップルビー警視正 [1]
1955 必死の逃亡者 Sheriff Masters [1]
1956 ヒッチコック劇場 Herbert Brenner TV episode "Conversation Over a Corpse"[2]
1957–1964 Perry Mason トラッグ警部 テレビシリーズ
1958 黒い罠 アデール地方検事 [1]

脚注

  1. Ray Collins”. AFI Catalog of Feature Films. 2015年3月30日閲覧。
  2. Alfred Hitchcock Presents”. The Classic TV Archive. 2015年4月6日閲覧。

外部リンク

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