ラジオアーカイブ

ラジオアーカイブ』は、TBSラジオで2019年1月6日から2020年3月29日まで放送されていたラジオ番組。

ラジオアーカイブ
ジャンル アーカイブ紹介番組
放送期間 2019年1月6日 - 2020年3月29日
放送時間 毎週日曜日 3:00 - 4:00
放送局 TBSラジオ
ネットワーク JRN
出演 長岡杏子(ナビゲーター、当時TBSアナウンサー)
公式サイト 公式サイト

概要

これまでに放送されたTBSラジオの番組から選りすぐりの番組を再編集し、ナビゲーターの長岡杏子の紹介・解説を加えて、「記録を保存、活用し、未来に伝達していく番組」である。

放送時間

  • 毎週日曜日 3:00 - 4:00
    • 編成上は深夜番組だが、平日の『Fine!!』同様、TBSラジオでは午前3時以降を翌日のプログラムとしているため「土曜の深夜番組」ではなく「日曜の早朝番組」としている。そのため本項でもそれに従って記述する。

出演者

放送リスト

  • 放送日はすべて暦日表記
  • 生番組でのタイムコールや天気状況などといったものはそのまま放送されるが、放送当時のCM・提供アナウンスはカットされる。
2019年
放送日タイトル初回放送日番組内進行備考
1月6日小沢昭一さん追悼特別番組「明日のこころだ…小沢昭一について考える」2012年12月29日堀井美香[1]
1月13日永六輔の誰かとどこかで 2016年初場所2016年1月10日遠藤泰子[2]
1月20日ラジオワールド 魂の歌が聴こえる 綾戸智恵の世界2000年1月8日林美雄[3]
1月27日パックインミュージック 金曜日(木曜日深夜)最終回1982年7月30日野沢那智白石冬美[4]
2月3日
2月10日MDUバックグラウンド・ミュージック 最終回2009年3月29日若山弦蔵[5]
2月17日SURF&SNOW 第2000回1995年8月11日松宮一彦
2月24日東京ポッド許可局「忘れ得ぬ人々・総集編」TBSラジオでは初回放送マキタスポーツ
プチ鹿島
サンキュータツオ
[6]
3月3日
3月10日17歳の震災、生島淳ふるさと気仙沼の高校生と語る2011年6月17日生島淳[7]
3月17日THE BOOMスペシャル〜海を渡った島唄〜2002年12月24日宮沢和史
3月24日宮川賢プレゼンツ いい音出してるアカデミー2010年2月21日宮川賢
3月31日コサキンDEワァオ! 最終回2009年3月29日小堺一機関根勤
4月7日パックインミュージック 金曜日(木曜日深夜)最終回1982年7月30日野沢那智、白石冬美[8]
4月14日
4月21日石井竜也の舞台裏物語2003年10月23日
2004年1月11日
石井竜也山内あゆ[9]
4月28日2004年1月18日
2004年2月1日
5月5日ラジオスペシャル「二人の障害児によるドキュメント“歩く”」1983年4月10日[10]
5月12日報道特別番組「還ってきた沖縄」1972年5月15日秋元秀雄[11]
5月19日ラジオスケッチ 5年のあゆみ1956年5月7日 - 12日[12][13]
5月26日自閉症児によるドキュメント ヤッホー 返ってこないこだま1970年10月11日[14]
6月2日ラジオスケッチ「秘境黒部に挑む」1957年9月13・14日
1958年3月5・6日
[15][16]
6月9日オーディオ工房「オカリナに託した夢」1995年1月2日長峰由紀[17]
ラジオワールド 元ちとせ 大地の歌が聞こえる2002年2月3日外山惠理[18]
6月16日TBSラジオ年末交通情報〜おまけ付き〜2018年12月28日窪田等[19]
6月23日ニューススペシャル「昭和元年に野川さんは生まれた」1991年3月31日[20]
6月30日TBSラジオスペシャル「半分家族、ある老人介護の現場から」1992年3月1日[21]
7月7日ラジオワールド 戦後70年特別番組 ハンセン病と戦争 隔離と差別の記憶をどう受け継ぐのか2015年7月5日片桐千晶
7月14日ラジオスケッチ から6作
「つばめの歌」「田植えは音楽に乗って」「ふるさとの鐘」「老科学者、孫と共に」「指笛は楽し」「電灯のない部落」
1952年
7月21日ラジオワールド ヒーリングファンタジー「赤道伝説吠え猿の島 カリマンタン」1998年7月6日小野武彦山下智子
7月28日私のロスト・ラブ1974年2月17日中村メイコ、西沢和子[22]
発言、おくれたらゴメンね。あるジャズドラマーによるドキュメント1967年3月4日富樫雅彦
8月4日ラジオスケッチ から5作
「炭焼部落の分教場」「山城村の虫送り」「簡素な結婚式」「海の見える老人ホーム」「親友 皇太子」
1952年
8月11日特別番組「めぐり来た10年、広島の横顔を中心にして」1955年8月
8月18日戦争と平和の谷間から、BC級戦犯は訴える1958年4月16日[23]
発言、卑怯という名の勇気、ある脱走兵士によるドキュメント1967年4月14日
8月25日TBSラジオスペシャル「じゃぱにーず・どりーむ、聴けアジアの仲間達の歌を」1994年8月8日向井政生オユンナ[24]
9月1日ラジオスケッチ から4作
「サーカスに生きる人々」「沖縄乙女の愛の唄」「春その後、歌」「キャメラ以前」
1953年
9月8日ラジオスケッチ から4作
「あの子等にこの歌を」「浜辺の学校、朝のひととき」「亡びゆくアイヌ」「ユーカラの歌」
1953年
9月15日TBSラジオスペシャル「山を歩く、共同生活をする30人の子供たち」1996年12月2日[25]
9月22日長嶋伝説、おじさんたちのフィールド・オブ・ドリームス1992年10月25日小島一慶[26]
9月29日ラジオスケッチ「佐久間ダム」特集1955年[27]
10月6日ラジオスケッチ から4作
「大仏さまと子供たち」「懐かしの商売その2、竿竹屋」「数寄屋橋界隈その1」「ある不幸な報告書」
1954年
1955年
10月13日ラジオワールド 花*花日和2001年2月19日花*花
10月20日ポップン・ルージュ1989年4月14日
1990年4月6日
長峰由紀[28]
10月27日ラジオスケッチ から5作
「靖国の子」「退院するビキニ患者」「今朝の砂川町」「武吉老大いに語る」「ラジスケ1000本祭」
1955年[29]
11月3日現代の表情、闇にまさぐる三重苦の少女1959年
ドキュメント日本 第5回・青春からの報告1969年
11月10日筑紫哲也のドキュメントにっぽん かい人21面相の謎に挑む1984年11月25日筑紫哲也
11月17日筑紫哲也のドキュメントにっぽん キッチンドリンカーその悲惨なるもの1985年3月17日
11月24日ラジオスケッチ から5作
「いびきのコレクション」「いびきのコレクションその後」「ああそれなのにそれなのに子供の巻」「興安丸帰る」「仁義の世界」
1955年 - 1957年
12月1日ニュースドキュメント77「弥生の笛」1977年
ラジオアングル「明日へ歩く、高田盲学校の子供たち」1982年
12月8日ラジオの広場「人間・金田正一1963年[30]
金田正一物語1957年
プロ野球50年、男の熱闘1985年
12月15日談志の遺言20112011年12月24日山中秀樹[31]
12月22日ニュースドキュメント77 傷だらけの栄光・ある青春の記録1977年
ニュースドキュメント78 定時制高校生は燃えている1978年
12月29日ラジオアングル 「特集82年私は 反核の年を振り返って」1982年12月12日近藤美矩
ラジオアングル 「特集82年私は 農村からの発言」1982年12月26日
2020年
放送日タイトル初回放送日番組内進行備考
1月5日私のロスト・ラブ1974年2月17日中村メイコ、西沢和子リクエスト特集[32]
発言、おくれたらゴメンね。あるジャズドラマーによるドキュメント1967年3月4日富樫雅彦
1月12日ポップン・ルージュ1989年4月14日
1990年4月6日
長峰由紀
1月19日TBSラジオ年末交通情報〜おまけ付き〜2018年12月28日窪田等
1月26日筑紫哲也のドキュメントにっぽん かい人21面相の謎に挑む1984年11月25日筑紫哲也
2月2日ニュースドキュメント78 新しい市民権、広がる嫌煙権運動1978年3月5日鈴木史朗
ニュースドキュメント78 新空港離陸せず、成田の熱い一週間1978年4月2日青木靖雄
2月9日ラジオアングル 「卒業生集まれ、ゴリラ先生の春休み」1982年4月11日近藤美矩
ラジオアングル 「東京漁民は生きている」1982年5月16日
2月16日混声合唱のためのディベルティメント1968年12月22日團伊玖磨特集[33]
1964年東京オリンピック実況中継・1日目「開会式」1964年10月10日
倉本聰にっぽん人生録1997年2月倉本聰
母を語る1968年5月10日團伊玖磨
シンフォニック・ルポルタージュ「アラブ」1958年2月23日
2月23日ザ・ヒットパレード あの歌をもう一度
「思い出のキャンパスミュージック 京都特集」
1986年10月21日林美雄林美雄特集
パックインミュージック 火曜日(月曜日深夜)林美雄担当最終回1980年9月30日
3月1日SURF&SNOW1995年6月23日松宮一彦
1993年9月24日
3月8日ニュースドキュメント78 緊急電話1978年野沢那智白石冬美野沢那智特集
ヒューマンドキュメント 歌は世界をめぐる 「ベルリン物語 菩提樹の花咲くかぎり」1975年野沢那智、鈴木明
3月15日佐野史郎のタイムスリップ19691993年6月7日佐野史郎
3月22日永六輔の土曜ワイドラジオTokyo 最終回1975年3月29日永六輔遠藤泰子ほか[34]
3月29日

ネット局

放送対象地域放送局系列放送時間
関東広域圏TBSラジオ
制作局
JRN日曜 3:00 - 4:00
秋田県秋田放送(ABS)JRN/NRN
福島県ラジオ福島(rfc)
石川県北陸放送(MRO)
静岡県静岡放送(SBS)[35]
岡山県RSK山陽放送[36]
沖縄県琉球放送(RBC)JRN

脚注

  1. 小沢昭一の小沢昭一的こころ』から選りすぐりの名調子を抜粋、関係者(大沢悠里など)の追悼コメントを加えた特別番組
  2. レギュラー放送終了後に特別番組として放送された回のうち、パーソナリティだった永六輔の生前最後となった放送回
  3. 初回放送日当時の綾戸は「綾戸智絵」の芸名で音楽活動をしていたが、ラジオアーカイブの番組案内(TBSラジオ公式Twitter)に基づき表記
  4. 通称は「金曜パック」となっているが、実際の番組編成上は毎週木曜日の深夜に放送されていた。1月27日に前半1時間、2月3日に後半1時間をそれぞれ放送
  5. 「MDU」は最終回当時番組スポンサーだった松本歯科大学の略称。ラジオアーカイブの番組案内(TBSラジオ公式Twitter)に基づきスポンサー名を省略せず表記。また若山の語りのあとに出される提供アナウンスもそのまま放送された
  6. TBSラジオが特別編成のため休止だった2018年12月25日(24日深夜)、およびTBSラジオのみ同番組の年越し特番が放送された2019年1月1日(2018年12月31日深夜)に、ネット局向けに裏送りされた放送回で、TBSラジオはラジオアーカイブでの放送が初回放送となる。2月24日に前編を、3月3日に後編をそれぞれ放送
  7. 東日本大震災3か月後の気仙沼市を同市出身の生島が訪れ、出身高校の当時の在籍生徒にインタビューを行った特別番組
  8. 同番組のパーソナリティを務めた白石が2019年3月26日に逝去したため、追悼として再度放送。4月7日に前半1時間、同14日に後半1時間をそれぞれ放送
  9. エンターテイメントに携わる人物や作品の舞台裏を取り上げ、石井が語る番組。30分番組だったため、1週ごとに2回分を放送。4月21日:2003年10月23日分・アイルトン・セナ、2004年1月11日分・クイーン、4月28日:2004年1月18日分・ルパン三世、2004年2月1日分・カーペンターズ。なお「ルパン三世」回については原作者のモンキー・パンチが2019年4月11日に逝去しており(番組内ではモンキー・パンチも出演)、その追悼も兼ねて放送
  10. 1983年度日本民間放送連盟賞・番組部門ラジオ報道優秀作品
  11. 沖縄返還当日の様子を、東京・沖縄での式典の様子や琉球放送アナウンサー・記者による報告、当時の沖縄の高校生へのインタビューを交えて放送したもの
  12. 5月7・12日:杉山真太郎・高杉恵津子、5月8日:吉村光夫楢木昭子、5月9日:真山照政・中島みち、5月10日:吉村光夫・中島みち、5月11日:杉山真太郎・中島みち
  13. インタビュー、ニュース、ドキュメントなど音で伝えるコンセプトの番組。ラジオ東京(当時)開局日に放送開始した番組で、創立5周年企画として放送された総集編
  14. 1970年度文化庁芸術祭ラジオドキュメンタリー部門優秀賞、1970年度イタリア賞ラジオドキュメンタリー部門グランプリ作品
  15. 1957年9月13日・1958年3月5日:鈴木千秋、1957年9月14日・1958年3月6日:杉山真太郎
  16. 黒部ダム建設の様子を伝えた特集
  17. オカリナ奏者・ホンヤミカコへのインタビュー・演奏を中心とした回
  18. 当時メジャーデビューを控えていた元へのインタビューを中心とした回
  19. TBSラジオにおける交通情報の歴史やキャスターにスポットを当てた番組で、タイトルの「おまけ」とはこの(事実上)本編を意味し、最後に初回放送日の交通情報を実際に放送した。2018年度ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞作品
  20. 認知症を患った患者と家族を追ったドキュメント作品
  21. 前の週に放送された「昭和元年に野川さんは生まれた」の続編
  22. 主に女性リスナー処女喪失体験のインタビューを中心とした番組。この回では初体験相手を交通事故で亡くした女性が出演した
  23. 仮出所したBC級戦犯3人へインタビューした番組
  24. 1994年アジア競技大会TBSテレビで地上波独占中継されることを受けた月1企画「アジアン・ハーモニー」の中の1回。ある日本国内のカラオケコンテストに参加したアジア各国から来日した3人を追ったドキュメンタリー番組
  25. 千葉県にある福祉型障害児入所施設で生活する30人を追ったドキュメンタリー番組
  26. 1992年10月8日に長嶋茂雄読売ジャイアンツの監督に12年ぶりに復帰することが発表されたことを受けて、長嶋茂雄の魅力に迫った番組を制作したもの
  27. 佐久間ダム建設に関わるエピソードを5本放送
  28. 「ポップン・ルージュ」初代金曜日担当だった長峰由紀担当回の第1回と最終回のダイジェスト版を放送。
  29. 1955年に放送された中からを5本放送。このうち「今朝の砂川町」は在日米軍立川飛行場拡張による土地収用のための測量阻止闘争(砂川闘争)の様子を、現地からの中継を交えて放送。「武吉老大いに語る」は、この年行われた保守合同の立役者である三木武吉への単独インタビュー。「ラジスケ1000本祭」はラジオスケッチ放送1000回記念イベントについて放送。
  30. 2019年10月に死去した金田正一追悼企画として放送
  31. 当時放送された立川談志の追悼番組。タイトルは生前に「談志の遺言(年号)」のタイトルで放送された特別番組が数回あり、それに倣ったもの
  32. 2019年に放送した番組の中からリスナーからのリクエストによりセレクトした番組を改めて放送する企画
  33. TBSの過去の番組を発掘、収録したCD「TBSと日本の巨匠 團伊玖磨」から抜粋して放送。ゲスト・西耕一、酒井眞理
  34. 3月22日に前半、3月29日に後半をそれぞれダイジェストで放送。TBSに音源が残っていなかったため一般リスナーがオープンリールテープで録音した物を使用
  35. 放送開始 - 2019年3月31日で一度打ち切り、同年10月6日から再ネット開始SBSラジオ秋の改編情報”. 2019年9月24日閲覧。
  36. 2019年3月31日までは山陽放送(2019年4月1日付けで放送持株会社化(山陽放送は「RSKホールディングス」に社名変更)により放送事業をRSK山陽放送に譲渡し運営される)

関連項目

外部リンク

TBSラジオ 日曜3時台
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