ヨハン・クリスティアン・ブックスバウム
略歴
現在のザクセン=アンハルト州のメルゼブルクで生まれた。ライプツィヒ、ヴィッテンベルク、イェーナ、ライデンの大学で医学を学び、1721年に有名な医師、フリードリヒ・ホフマン(Friedrich Hoffmann)の推薦で、ロシア皇帝、ピョートル1世の招きに応じ、サンクトペテルブルクに赴き、サンクトペテルブルク植物園で植物学者として働いた。1724年にサンクトペテルブルク科学アカデミーの会員となった。
1724年にトルコとの外交交渉のため、コンスタンティノープルへ派遣されたアレクサンドル・ルミャンチェフ(Alexander Rumyantsev)に医師として同行し、その際、バクー、デルベント、アストラハンを経由し、ギリシャ、小アジアを旅した。1727年にロシアに戻り、科学アカデミーで植物学を教え、サンクトペテルブルク近郊の植物の調査旅行を行うが1729年に健康を害し、ザクセンに戻るが、翌年、ヴェルムスドルフで没した。
著作
参考文献
- Adolf Engler (1876), “Buxbaum, Johannes Christian” (ドイツ語), Allgemeine Deutsche Biographie (ADB), 3, Leipzig: Duncker & Humblot, pp. 667
- Hermann Ziegenspeck: Buxbaum, Johannes Christian. In: Neue Deutsche Biographie (NDB). Band 3, Duncker & Humblot, Berlin 1957, ISBN 3-428-00184-2, S. 82 (電子テキスト版).
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