ヤン・ヴィレム・デ・フリーント
経歴
1982年に古楽レパートリーを得意とする合奏団、コンバッティメント・コンソート・アムステルダムを設立。デ・フリーント自ら同楽団の音楽監督、コンサートマスター、指揮者に就任、同職を2015年まで務めていた。オランダ国内外で多くの演奏会を開催し、多くのレコーディングにも力を入れCDも多数リリースした。2013年以降は指揮者としての活動に専念することとなった。
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団やオランダ放送室内フィル、リンブルフ交響楽団、ブラバント管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルや南西ドイツ放送交響楽団など、国内外のオーケストラに多数客演している。2006年から2017年までエンスヘデのオルケスト・ファン・ヘット・オーステン(2011年にオランダ交響楽団と改称)の音楽監督を務めた。2017年5月の退任コンサートではエンスヘデ市より勲章を授与されている[2]。 2014年3月、ハーグ・レジデンティ管弦楽団は2015年8月からの4年契約で、デ・フリーントを常任指揮者に任命することを発表した[3]。
日本では稀に「デ・フリエンド」と表記されることがあるが、オランダ語における「IE」はトレマが付かない限り二重母音にならないため「デ・フリーント(もしくはデ・フリント)」がより現地語発音に近い。
出典
- “Muziekencyclopedie - Jan Willem de Vriend”. Muziekencyclopedie. 2019年2月4日閲覧。
- “Enschede-penning en portret voor dirigent De Vriend”. Algemeen Dagblad. 2017年5月19日閲覧。
- “De Vriend vaste dirigent Residentie Orkest”. de Volkskrant. 2014年3月21日閲覧。
外部リンク
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