ヤオコー川越美術館
ヤオコー川越美術館(やおこーかわごえびじゅつかん)は、埼玉県川越市氷川町にある美術館。三栖右嗣記念館(みすゆうじきねんかん)とも称する。
ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館) Yaoko Kawagoe Museum (Yuji Misu Memorial Hall) | |
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施設情報 | |
専門分野 | 美術 |
館長 | 川野幸夫 |
建物設計 | 伊東豊雄 |
開館 | 2012年3月11日 |
所在地 |
〒350-0851 日本埼玉県川越市氷川町109-1 |
位置 | 北緯35度55分42.8秒 東経139度29分20.6秒 |
外部リンク | |
プロジェクト:GLAM |
概要
スーパーマーケットチェーンストアのヤオコーが、2010年の同社の創業120周年の記念事業として、本社を置く川越市に2012年(平成24年)3月11日に開館した。同社の藝術分野でのメセナ(社会貢献活動)の一環である。
美術館は川越の総鎮守で川越祭りを執り行なう氷川神社の北隣に位置し、新河岸川の桜並木に面している。美術館の設計はプリツカー賞受賞者の伊東豊雄(同社が川越市内に2018年竣工した新本社ビルの設計も同氏である[1] )。地域の文化サロンとして貢献するように設計されており、展示室を除いた庭や池、館内のショップ(三栖右嗣のグッズを各種取り揃え)、カフェには入館料なしで誰でも入場できる。
主な所蔵作品
埼玉県に所縁の深い現代リアリズムの洋画家・三栖右嗣の油絵、リトグラフなど151点を収蔵・展示している。所蔵作品には東京国立近代美術館所蔵の『老いる』(安井賞受賞。1976年)の習作もある。
ヤオコーの実質的な創業者である川野トモが、埼玉県比企郡ときがわ町にアトリエを構える三栖の作品に出遭い、蒐集してきたものである。川野幸夫の回想によると、トモは、常連客の依頼で三栖の個展に行き、コスモスの絵を購入した。節約を心掛け、それまで絵画にあまり興味がなかった母が絵を買ったことに幸夫は驚いたが、良い絵と感じ、川野家と三栖の親交が始まったという(ヤオコー本社の会長室には、三栖が描いた川野一家の集合肖像画もある)[2]。
利用案内
- 開館時間
- 午前10時~午後5時(最終入館16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(休日の場合は翌火曜日)。
- 年末年始
- 常設展の入館料
- 一般・・・300円、大学生・高校生・・・200円、中学生以下は無料。
所在地
埼玉県川越市氷川町109-1
アクセス
出典
- “ヤオコー/川越市に新本社竣工、売上高1兆円の拠点に”. 流通ニュース. (2018年11月9日) 2021年1月12日閲覧。
- 【~HISTORY~暮らしを変えた立役者】ヤオコー会長 川野幸夫(24)ヤオコー川越美術館 開館/母の築いた礎 振り返る『日経MJ』2019年7月12日(3面)。
関連項目
外部リンク
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