ミラー・モータースポーツ・パーク

ユタ・モータースポーツ・キャンパス (Utah Motorsports Campus) は、アメリカ合衆国ユタ州トゥーイルにあるサーキット

アメリカ合衆国の旗ユタ・モータースポーツ・キャンパス
所在地アメリカ合衆国ユタ州トゥーイル
標準時UTC-7 (UTC-6 DST)
収容人数グランドスタンド席 : 8,000人 + トラックサイド席
所有者ラリー・H・ミラーの遺産
着工2004
オープン2006
建設費1億ドル
設計者アラン・ウィルソン
主なイベントスーパーバイク世界選手権
グランダム・シリーズ
アメリカン・ル・マン・シリーズ
AMAスーパーバイク
NASCAR キャンピング・ワールド・ウェスト・シリーズ
フルコース
コース長4.48 mi (7.220 km)
コーナー数23
レコードタイム2:18.128 (Timo Bernhard, ペンスキー・レーシング, 2007年, ポルシェ・RSスパイダー)
アウターコース
コース長3.048 mi (4.876 km)
コーナー数14
レコードタイム1:31.050 (Timo Bernhard, ペンスキー・レーシング, 2008年, ポルシェ・RSスパイダー)
東コース
コース長2.2 mi (3.52 km)
コーナー数12
西コース
コース長2.2 mi (3.52 km)
コーナー数13

コースの概要

周回方向は反時計回り。フルコースは全長4.486マイル(7.220km)という、北米最長のサーキットである。メインストレート上での最高速は時速200マイル(320km/h)に達する。また、より短いレイアウトとして、インフィールド部分をショートカットした全長3.048 マイル(4.905 km)のアウターコースとしての使用や、フルコースを東西に分割して2つの2.2マイル(3.5 km) のショートコースの同時使用も可能である。アウターコースは北米屈指の高速ロードコースであり、AMAスーパーバイクでの平均速度は時速100マイル(160km/h)を超える。

サーキットの歴史

NBAユタ・ジャズのチームオーナーのラリー・H・ミラーが、個人的な遊び場としてのサーキットを予算5百万ドルほどで作ろうと計画したのが始まりだった。この計画に賛同した地元のオートバイ・自動車関連企業の援助によって、総費用8千5百万ドル以上の大プロジェクトに発展していった。

コースデザインは、世界的に有名なサーキットデザイナーのアラン・ウィルソンが手がけた。2006年4月1日にサーキットはグランドオープンを迎え、そのシーズンからはアメリカン・ル・マン・シリーズAMAスーパーバイクグランダム・シリーズ等の国内ビッグイベントが開催された。

2008年からは、3年契約でスーパーバイク世界選手権(SBK)の開催地となり、AMAスーパーバイクと同日に併催されることになった。SBKとAMAのパフォーマンスを直接比較されるのを避けるためと、スポンサー関係の問題から、SBKはアウターコース、AMAはフルコースと、別々のコースレイアウトで開催されることになった[1]

コースレイアウトのバリエーション

脚注

  1. World Superbike And AMA To Run Different Courses During 2008 Event At Miller roadracingworld.com retrieved on September 14, 2007

外部リンク

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