マーサナリー
マーサナリー (Mercenary)は、デンマーク出身のヘヴィメタル・バンド。
マーサナリー Mercenary | |
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基本情報 | |
出身地 |
デンマーク ノーユラン県 オールボー |
ジャンル |
メロディックデスメタル パワーメタル |
活動期間 | 1991年 - 現在 |
レーベル |
ブラック・デイ・レコード シリアス・エンタテインメント ハンマーハート・レコード センチュリー・メディア・レコード ノイズアート・レコード アヴァロン・レーベル |
公式サイト | mercenary.dk |
メンバー |
レネ・ペデルセン (ボーカル、ベース) ヤコブ・モルブイェルグ (ギター) マーチン・ブース・ペデルセン (ギター、キーボード) マーチン・ニルセン (ドラムス) |
旧メンバー |
ヘンリック・アナスン (ボーカル、ベース) ミッケル・サンダガー (ボーカル) ハンス・ヨルゲン・アナスン (ギター) ニコライ・ブリンクマン (ギター) シグナー・ピーターセン (ギター) アンドレアス・ハンセン (ベース) モルテン・サンダガー (キーボード) ヤコブ・ヨンセン (ドラムス) ラスムス・ヤコブセン (ドラムス) マイク・パーク・ニルセン (ドラムス) モルテン・ローヴェ・ソレンセン (ドラムス) ピーター・ミカエル・マティーセン (ドラムス) |
メロディックデスメタルに分類されることが多く、デスヴォイスに加えてクリーン・ヴォーカルも多用した、パワーメタル色が強いのが特徴[1]。
略歴
- 黎明期
1991年、オールボーで結成。創設メンバーは、ヘンリック・クラル・アナスン (Vo、G)、ハンス・ヨルゲン・アナスン (G)、アンドレアス・ハンセン (B)、ヤコブ・ヨンセン (Ds)の4名。
1993年、1stデモ『...Domicile』をリリース[2]。同年に、ハンス・ヨルゲン・アナスン、アンドレアス・ハンセン、ヤコブ・ヨンセンの3名が脱退。ヤコブ・モルブイェルグ (G)、ラスムス・ヤコブセン (Ds)が加入、3人体制となる。またこのメンバーチェンジに合わせて、ヘンリック・クラル・アナスンがギターからベースに転向している。1994年、2ndデモ『Gummizild』をリリース[2]。その後、ニコライ・ブリンクマン (G)が加入し4人体制となる。1996年、EP『Supremacy』をリリース[2]。その後、デンマークのインディペンデントレコードレーベル・シリアス・エンタテインメントと契約。
- デビュー
1998年、1stアルバム『First Breath』をリリースしデビューする[2]。デビューしてから少しして、ニコライ・ブリンクマンが脱退、シグナー・ピーターセン(G)が加入。2002年、モルテン・サンダガー (Key)とミッケル・サンダガー (Clean Vo)が加入、それまでの4人体制から6人体制となる。オランダのハンマーハート・レコードに移籍して、2ndアルバム『Everblack』をリリースした[2]。リリース後には、ラスムス・ヤコブセンとシグナー・ピーターセンが脱退、マイク・パーク・ニルセン(Ds)、マーチン・ブース・ペデルセン(G)が加入した。
2ndアルバムリリース後、大手ヘヴィメタル・レーベル「センチュリー・メディア・レコード」に移籍[3]。2004年に3rdアルバム『11 Dreams』をリリース[3]。同アルバムは、日本でも「アヴァロン・レーベル」からリリースされ日本デビューを果たした[3]。
- メンバーチェンジ〜現在
2006年、オリジナルメンバーのヘンリック・クラル・アナスンが脱退[3]。元々クリーン・ヴォーカルを担当していたミッケル・サンダガーがデスヴォイスも担当し[3]、正式ベーシスト不在のまま4thアルバム『The Hours that Remain』をリリース[3]。同アルバムでは、ベースをプロデューサーでもあるヤコブ・ハンセンがセッションで担当した。同アルバムリリース後、ヘンリック・クラル・アナスンの後任にレネ・ペデルセン (Vo/B)が加入。レネ・ペデルセンがデスヴォイスによるボーカルを担当する。
2008年、5thアルバム『Architect of Lies』をリリースした[2]。同アルバムリリース後の翌年、ミッケル・サンダガー、モルテン・サンダガー、マイク・パーク・ニルセンの3人が脱退。メンバーの加入はモルテン・ローヴェ・ソレンセン(Ds)のみで、2002年以来の4人体制へと戻る。また、このメンバーチェンジによって、レネ・ペデルセンがクリーン・ヴォーカルも兼任、マーティン・ブース・ペデルセンがキーボードも兼任するようになった。更に、オーストリアの「ノイズアート・レコード」に移籍した。2011年、6thアルバム『Metamorphosis』をリリース[2]。リリース後、モルテン・ローヴェ・ソレンセンが脱退、ピーター・ミカエル・マティーセン (Ds)が加入した。
2012年には、「センチュリー・メディア・レコード」から、『11 Dreams』、『The Hours that Remain』、『Architect of Lies』の3枚をセットにしたコンピレーション・アルバム『Recollections - The Century Media Years』がリリースされている[2]。2013年、7thアルバム『Through Our Darkest Days』をリリース。2020年にドラマーがマーチン・ニルセン (Ds)に交代したことが発表された[4]。
メンバー
現ラインナップ
旧メンバー
- ヘンリック・"クラル"・アナスン (Henrik "Kral" Andersen) - ボーカル/ベース (1991-1994)
- ミッケル・サンダガー (Mikkel Sandager) - ボーカル (2002-2009)
- ハンス・ヨルゲン・アナスン (Hans Jørgen Andersen) - ギター (1991-1994)
- ニコライ・ブリンクマン (Nikolaj Brinkman) - ギター (1994-2000)
- シグナー・ピーターセン (Signar Petersen) - ギター (2000-2002)
- アンドレアス・ハンセン (Andreas W. Hansen) - ベース (1991-1994)
- モルテン・サンダガー (Morten Sandager) - キーボード (2002-2009)
- ヤコブ・ヨンセン (Jakob Johnsen) - ドラムス (1991-1993)
- ラスムス・ヤコブセン (Rasmus Jacobsen) - ドラムス (1993-2002)
- マイク・パーク・ニルセン (Mike Park Nielsen) - ドラムス (2002-2009)
- モルテン・ローヴェ・ソレンセン (Morten Løwe Sørensen) - ドラムス (2009-2011)
- ピーター・ミカエル・マティーセン (Peter Michael Mathiesen) - ドラムス (2011-2020)
- インブリーディング・レッドネックスでも活動。
ディスコグラフィ
アルバム
- 1998年 First Breath
- 2002年 Everblack
- 2004年 11 Dreams
- 2006年 The Hours that Remain
- 2008年 Architect of Lies
- 2011年 Metamorphosis
- 2013年 Through Our Darkest Days
デモ・EP
- 1993年 ...Domicile (Demo)
- 1994年 Gummizild (Demo)
- 1996年 Supremacy (EP)
- 2002年 Everblack (Demo)
コンピレーション
- 2006年 Retrospective
- 初期音源『...Domicile』、『Gummizild』、『Supremacy』のコンピレーション・アルバム。
- 2012年 Recollections - The Century Media Years
- センチュリー・メディア・レコード在籍時のアルバム『11 Dreams』、『The Hours that Remain』、『Architect of Lies』の3枚をセットにしボーナス・トラックを追加したボックスセット。
脚注
- 11 Dreams - HMV 2013年9月21日閲覧。
- 2013年9月21日閲覧。
- アヴァロン・レーベルのカタログページより。2013年9月21日閲覧。
- “Everybody, meet Martin!”. Mercenary Official Facebook (2020年1月15日). 2020年4月2日閲覧。
外部リンク
- Official Website(英語)